1位はグラスvs.スペシャルの大激闘! 競馬記者が語る『有馬記念の思い出』

競馬専門紙「優馬」

ディープに初の土、ハーツクライなどが複数票をゲット!

ハーツクライ(黄帽)がディープインパクト(赤帽)に土をつけた2005年の有馬記念(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

西田TM
2005年 ハーツクライ

圧倒的人気だったディープインパクトが2着に負けた時の競馬場の何とも言えないザワザワ感が印象的。

須藤TM
2005年 ハーツクライ

ディープインパクトが初めて負けたレースとして記憶している人が多いと思う。“ディープの調整ミス”などと言われたが、あの時点では古馬のハーツクライの方が強かった。

伊利TM
2005年 ハーツクライ

ハーツクライが勝ったというより、ディープインパクトが敗れた2005年。

佐藤直TM
1989年 イナリワン

当時まだ想定班として仕事をしていた頃で、イナリワンの鞍上、柴田政人騎手とも親しくさせてもらってました。JCでは馬体減などが原因で敗れましたが、力負けではなく、有馬記念に向けての手応えはあったとのことで、イナリワンからスーパークリークを相手に枠連を買って的中したのを覚えています。

今野(競友)
1989年 イナリワン

その年のジャパンCが競馬デビューだった私はオグリキャップに心酔。有馬記念も迷わずオグリから買ったが、結果は…。バブル全盛期、満員の後楽園場外も懐かしい。強い馬も負けることがあるのだ、ということを思い知ったレース。

菅TM
1989年 イナリワン


武井TM(関東本紙)
2013年 オルフェーヴル

2度目の凱旋門賞でトレヴに5馬身差をつけられて完敗していながら、引退レースとなった有馬記念では後続に1秒以上の差をつけて楽勝。海外との差を実感させられたレースでした。今年の凱旋門賞でうかうかとマカヒキを中心にしてしまった自分への自戒の念とともに思い出されるレースです。

守屋TM
2013年 オルフェーヴル

この年は有力各馬の出走が少なく、オルフェーヴルとゴールドシップで「2強」ムード。土曜の前売りオッズではオルフェーヴルの単勝が1.9倍くらいでしたが、同馬が負けないと思っていた私はもっと低いオッズを想定していたので、オイシイ配当だと思い込みました。その夜、飲みながら、先輩TMに「大金買っていいですかね?」と相談すると「一度はそういうのやってみろ」と後押しされ、いざ勝負。オルフェーヴルは、勝負所から上がっていき4角で先頭。そのまま後続を引き離していったのですが、阪神大賞典での逸走や、凱旋門賞でのソラを使って内にモタれるところも見ていたので、結果8馬身差の楽勝でも、人生最大金額の賭けで内心ビクビク、ヒヤヒヤしていました。最終的にオッズは1.6倍まで下がりましたが、儲けは十分。ただ、ハイリスク・ローリターンで心臓にも悪いので、もう二度とこんな賭け方はしたくないと思いましたね。いい経験と思い出として、心に残っています。

宮崎TM(競友)
2013年 オルフェーヴル

引退レースとして臨んだが、生涯で一番強かったと思えるほどのレースぶりだった。

山崎TM
2011年 オルフェーヴル

東日本大震災で悲しい年となった2011年、オルフェーヴルという強い3歳3冠馬が誕生し、年末の有馬記念を勝利。その日も25日のクリスマス。レース直後、小雪が降るなかでの表彰式がとても印象的で、「来年こそはいい年になれば」と思いながら見ていました。

山下TM(競友)
2003年 シンボリクリスエス

9馬身差の圧勝は「これで引退なの?」と思ってしまった程。もう1年、現役を続けていたら…。

松田TM(競友)
2003年 シンボリクリスエス

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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