【シュートボクシング】メインのRENAが判定勝利 RIZIN出撃を宣言
前回王者・鈴木博昭は無念ドクターストップ
前回王者・鈴木博昭は眼窩底骨折の疑いで無念ドクターストップ 【写真:長谷川亮】
1回戦でボリビア人の父とボリビアと日本のハーフの母を持つHidekiと対戦した鈴木は、2Rに被弾したパンチで左目の視力がなくなり、それが響いて延長ラウンドに持ち込まれる大苦戦。延長はパンチ狙いのHidekiに対し鈴木が距離を取ってローとストレートを当て勝利を挙げたが、試合後のチェックでドクターストップとなり、代わりにHidekiが準決勝に進出した。
ベネットを下したMASAYAが決勝へ
ベネットをTKOで下したMASAYAはHidekiも下し決勝進出 【写真:長谷川亮】
低いガードで左右に構えを変えるトリッキーなスタイルからフックを当ててダウンを奪い“らしさ”を見せたが、その後はMASAYAのミドルをボディーに受けて失速し、最後は連打に座り込むようダウンを喫してレフェリーが試合をストップ。MASAYAは準決勝で消耗のあるHidekiを下し、決勝へと進んだ。
前回準優勝ザカリアがS-cup初優勝
前回準優勝ザカリアが雪辱のS-cup初優勝 【写真:長谷川亮】
そして決勝では2R、一気にアクセルを踏み込むと左右のボディー打ちを交えた連打でMASAYAから3度のダウンを奪ってノックアウト。前回果たせなかった優勝を成し遂げ、これまで4度S−cupを制したアンディ・サワーの祝福を受け、笑顔を輝かせた。