【FMW】大仁田が年内引退の金村と“壮行デスマッチ” 最終決戦へUWF軍が“初対戦の先輩”投入へ
年内で引退する宿敵・金村と“壮行デスマッチ”を行った大仁田 【ミカエル・コバタ】
大仁田は保坂秀樹、リッキー・フジ、五所川原吾作とのFMW軍を率い、金村は雷神矢口、NOSAWA論外、そして共闘に名乗りを挙げた高山善廣とタッグを結成。試合形式は、金村自身が希望したW★ING流スクランブルバンクハウスデスマッチで、相まみえた。
凶器を手に8人が入り乱れての大乱戦
【ミカエル・コバタ】
その後はリング内外で8人が入り乱れて大乱激戦を展開。大仁田は何度も有刺鉄線ボードに投げつけられ、ピンチに見舞われたものの、論外に机上パイルドライバー、サンダーファイアーパワーボムなどを繰り出し応戦。しかし、大仁田が噴射した毒霧が吾作に誤爆すると、すかさず金村がイスで殴打し、吾作をフォール。壮行試合を金村自身の勝利で勝ちどきを挙げた。
宿敵・大仁田とまさかのブリブラダンス競演
宿敵・大仁田と握手を交わすと、まさかのブリブラダンスの競演 【ミカエル・コバタ】
そして、大仁田は宿敵・金村と抱擁、握手を交わすと、まさかのブリブラダンスの競演で金村を送り出した。
控え室に戻った金村は「まさかこんなことがあるとは思わなかった。絶対握手することはないと思っていたんですけど、粋な計らいをしてもらいました。あと残り少しですけど、頑張って走り続けたいと思います。また明日から大仁田さんのクビを狙いたい」とコメントし、最後の最後まで“打倒大仁田”を目指す意向を示した。
11.24後楽園でUWF軍と決着戦へ
UWF軍は「オマエが試合やったことないUWFの先輩を連れてきてやる」と大仁田を挑発 【ミカエル・コバタ】
試合後のサイン会を終えた大仁田は「船木(誠勝)とは別にして……アイツとは爆破王だけど。11.24後楽園でUWFと最後の決戦をやるしかない。長井が誰か連れてくるなら、誰でも連れてこい」と臨戦態勢。
これにより、11.24後楽園で、大仁田軍とUWF軍の決着戦が行われることが濃厚となった。
金本&稔の“ジュニスタ”が初参戦
第4試合では、金本浩二&田中稔の“ジュニスタ”がコンビとしては初参戦し、KAI&Hi69と対戦。田中がHi69にアンクルホールドを決め、ギブアップ勝ち。試合後には、金本がアパッチ10.2北千住で、WEWヘビー級王座を巡って対戦するHi69を蹴り飛ばして挑発した。
第2試合終了後、飯泉薫コミッショナーがリングに上がり、「私は乳がんのステージ4という状態で、結構進んでいるんですが、それでも予定より元気で、皆さんに驚かれています。ここに来ると、みなさんの笑顔を見て、プロレスという不思議なパワーで元気をいただいて、今もこうして立っていられます。本当は骨まで転移していて、ハイヒールを履けない時期もあったんですけど、今はもう大丈夫です。今日は私の友達たちが私のために応援に来ていただいてありがとうございます。これからも、またお会いできることを楽しみにしています」と衝撃の告白。そして、脳腫瘍で闘病中のRayを呼び込んだ。Rayは「今私は欠場中ですが、必ず早いところ、このリングに立ち、皆さんに楽しいプロレスを見せたいと思っていますので、もう少しお待ちください」とあいさつ。
■超戦闘プロレスFMW「セプテンバーファイト2016」最終戦
9月26日(月)東京・後楽園ホール 観衆:1000人
<第6試合 W★ING流スクランブルバンクハウス8人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負>
高山善廣、○W★ING金村、雷神矢口、NOSAWA論外
(13分56秒、イス攻撃→エビ固め)
大仁田厚、保坂秀樹、リッキー・フジ、●五所川原吾作
<第5試合 FMW&W★INGモンスター連合軍vsUWF連合軍 タッグマッチ 45分1本勝負>
○中野巽耀、長井満也
(11分26秒 逆片エビ固め)
橋本友彦、●那須晃太郎
<第4試合 “ジュニスタ”金本浩二&田中稔FMW初登場 タッグマッチ 45分1本勝負>
金本浩二、○田中稔
(11分46秒 アンクルホールド)
KAI、●Hi69
<第3試合 FMW女子プロレス タッグマッチ 30分1本勝負>
○ミス・モンゴル、石橋葵
(13分44秒 逆エビ固め)
花月、●ミス・コハル
<第2試合 魑魅魍魎タッグマッチ 30分1本勝負>
佐野直、○がばいじいちゃん
(12分08秒 がばいトーンボム→体固め)
菊タロー、●パンディータ
<第1試合 若手6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○佐瀬昌宏、雷電、レザー・フェイス
(9分54秒、フライング・ボディプレス→片エビ固め)
ワイルドセブン、●ザ・ショッカー1号、ザ・ショッカー2号
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