中邑真輔、日本凱旋でジェリコを撃破
アンブローズが3Way戦制し防衛

ジェリコ「彼はいずれチャンピオンになる男」

中邑が凱旋試合でジェリコに勝利
中邑が凱旋試合でジェリコに勝利【横田修平】

 1日、WWE日本公演「WWE Live Japan」が東京・両国国技館で開催された。2DAYSの初日は平日の開催ながら8,506人もの日本のユニバース(ファン)を動員した。


 今年1月に新日本プロレスを退団してWWEに入団した中邑真輔が早くも日本凱旋。大注目の凱旋試合の相手は日本でもお馴染みの“Y2J”クリス・ジェリコとのシングルマッチ。


 WWEでの中邑の入場曲である『The Rising Sun』が流れると、何と日本のユニバースは曲のメロディをハミングで大合唱。その中を新日本時代と変わらないコスチュームで登場した中邑は、リングインするとロープをつかんで大きく背中を反らせるお馴染みのパフォーマンスを披露。すると日本のユニバースは新日本では禁止とされている紙テープを投げて中邑の凱旋を歓迎した。

「THE RIZING SUN」に乗って大歓声の中で入場した中邑
「THE RIZING SUN」に乗って大歓声の中で入場した中邑【横田修平】

 ジェリコもジャパニーズスタイルのプロレスはお手のものだが、コーナー下にジェリコを追い詰めて、小刻みに身体を揺らしながら踏みつけたり、コーナーの上にジェリコを寝かせておいての串刺しニーリフトなど、新日本時代から変わらぬ中邑の動きにジェリコは終始イライラしっぱなし。


 するとジェリコは日本で身に付けたWARスペシャルを披露。ジャパニーズスタイルとアメリカンプロレスのミックスではジェリコのほうが一日の長があり、徐々にジェリコペースに。中邑も何とか飛び付き腕十字からの三角絞めという得意の動きを繰り出していったが、ジェリコはこの体勢から必殺のウォール・オブ・ジェリコを決めてみせる。


 絶体絶命のピンチだった中邑だが、何とかロープに逃れるとジェリコのライオンサルトを剣山で迎撃。そしてリバースパワースラムから新日本時代は「ボマイェ」の名で使っていたキンシャサを狙ったが、ジェリコはカウンターのコードブレイカー。そこからジェリコは中邑のお株を奪うようなランニングニーを狙ったが、ボディへのヒザで迎撃した中邑は渾身のキンシャサを叩き込んで勝利。

キンシャサで決着をつけた
キンシャサで決着をつけた【横田修平】

 試合後、今回が47回目の来日になるというジェリコは「ナカムラは私が闘ってきたレジェンド日本人レスラーの一人だ。彼はいずれWWE世界チャンピオンになる男だ!」と大絶賛。NXT卒業テストマッチと言ってはなんだが、ある意味で中邑の一軍昇格にジェリコが合格のサインを出したと言ってもいいだろう。それだけに「あなたは日本でもレジェンドだ!」とお礼を言った中邑は、WWEのリングのど真ん中で「イヤァオ!」とシャウトしてみせた。

アンブローズがトリプルスレット戦を防衛

アンブローズが勝利を奪い王座防衛
アンブローズが勝利を奪い王座防衛【横田修平】

 ジェリコが中邑を「いずれWWE世界王者になる」と太鼓判を押したが、現在のWWE世界王者であるディーン・アンブローズは、メインイベントでセス・ロリンズとケビン・オーエンズの二人を相手にトリプルスレット戦で防衛戦を行った。


 当然ロリンズとオーエンズは王者であるアンブローズを狙っていったが、試合が進むにつれて勝たなければベルトが奪えないため、ロリンズとオーエンズもやり合うことに。するとかつてザ・シールドとして一緒のユニットだったアンブローズとロリンズが、オーエンズに合体パワーボムを決める場面も。さらにロリンズがアンブローズに雪崩式ブレーンバスターを狙った場面では、オーエンズが二人を摩周で叩き付けてみせた。そんな混戦の中、最後はロリンズにライツアウトを決めたオーエンズに、必殺のダーティディーズを決めたアンブローズが勝利して王座を防衛した。

AJがシナの不意をつき勝利

AJの誤爆でレフェリーがKO状態。これが勝敗に影響された
AJの誤爆でレフェリーがKO状態。これが勝敗に影響された【横田修平】

 中邑同様、新日本プロレスで活躍したAJスタイルズはジョン・シナとシングルマッチ。こんなレッスルマニア級のお宝カードがメインでもセミでもないのだから驚きだ。この両者の対決だけに、日本のユニバースの想像を超えるような熱戦となったのだが、カーフキラーをロープに逃げられたAJがペレキックを放つと、シナがかわしてレフェリーに誤爆。


 シナはSTFを決めてAJからタップを奪ったが、レフェリーは場外で倒れたまま。するとBULLET CLUB時代からの盟友であるルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンが乱入。シナを袋叩きにすると、AJはスタイルズクラッシュの体勢に。だが、シナはリバースで切り返すと、ギャローズとアンダーソンをパンチで撃退。だが、二人に気を取られているシナにAJが必殺のフェノメナール・フォアアームを叩き込んで3カウント。


 試合後、なおもAJたちがシナを攻撃していくと、ウーソズが飛び込んできてシナを救出。シナはAJに怒りのアティテュード・アジャストメントを決めてみせた。

アスカがNXT女子王座のベルトを防衛

アスカがNXT女子王座のベルトを防衛
アスカがNXT女子王座のベルトを防衛【横田修平】

 そして日本では華名として活躍していたアスカも、NXT女子王者として日本凱旋。大歓声に迎え入れられたアスカはナタリヤのロメロスペシャルや丸め込みに苦しめられたが、日本の時代と変わらない蹴りと関節技を中心としてスタイルで反撃。


 だが、バズソーキックはかわされ、アンクルホールドもことごとく逃げられてしまう。手を緩めることなくハイキックやバックブローで追い詰めていくアスカだが、スピンキックをかわしたナタリヤはまたも丸め込む。しかしアスカは冷静に背後に回り込むと、必殺のアスカロックを決めてギブアップを奪った。


 凱旋試合で王座を防衛したアスカは、四方の客席に誇らしげにNXT女子王座のベルトをアピールしてみせた。

佐瀬順一

スポナビDo

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