【新日本】23歳オスプレイが田口を下しスーパージュニア初出場初優勝

高木裕美

オカダが最後の前哨戦で内藤組に完敗

最後の6.19前哨戦で内藤組に敗れたオカダは1対1の真っ向勝負を要求 【横田修平】

 セミファイナルでは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也&SANADA&EVIL&BUSHIと、CHAOSのオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&外道が8人タッグで激突。大阪でのIWGPヘビー級王座戦を前にした最後の前哨戦で、王者・内藤と挑戦者のオカダが激しい挑発合戦を繰り広げた。

 CHAOSは先制攻撃で先手を取るも、LIJも場外戦に持ち込み、試合を荒れさせる。5分過ぎ、内藤がオカダに延髄斬りを決めると、オカダもリバースネックブリーカー、ボディースラム、ダイビングエルボードロップ。しかし、レインメーカーは不発に終わる。LIJは外道を標的に定めると、内藤とEVILが連係のラリアット、SANADAがTKO、BUSHIがMXと一気にたたみかけ、圧勝した。

【横田修平】

 試合後、なおもSANADAがSkull−Endで外道を締め上げると、オカダは内藤に見せ付けるかのようにBUSHIにツームストン。さらにレインメーカーを狙おうとしたため、しぶしぶリングインした内藤は、オカダの1対1アピールに対し、ベルトにツバを吐きかけて返答。「トランキーロ、あっせんなよ」とばかりに、王者としての余裕を見せ付けた。

エルガンがラダー攻撃でオメガを粉砕

【横田修平】

 大阪でのIWGPインターコンチネンタル王座挑戦を訴えていたマイケル・エルガンが、実力行使で王者ケニー・オメガを沈め、挑戦権をもぎ取った。
 当初、大阪では棚橋弘至が挑戦予定であったが、左肩の剥離骨折と二頭筋断裂により全治2カ月と診断されたため、欠場を決意。空位となっていた挑戦者枠に名乗りを上げたのがエルガンだったが、すでに4.27博多スターレーン大会で一度オメガに挑戦して敗れていることもあり、王者からNGが出ていた。

エルガンはラダーからオメガにブレーンバスター 【横田修平】

 エルガンはコーナーから飛んできたオメガを空中でキャッチして投げ捨てるなど、怪力ぶりをアピール。しかし、オメガも当初、棚橋とのIC戦で使用予定であったラダーを持ち出し、エルガンにぶつけると、腰をクネらせて挑発。さらにTシャツを使ったチョーク攻撃やノータッチトペを繰り出す。

エルガンがオメガをパワーボムで叩きつけるとラダーはグニャリ 【横田修平】

 しかし、エルガンもラダーからの雪崩式ブレーンバスターでオメガを投げ捨てると、さらにラダーめがけてのエルガンボム。ラダーが衝撃でへし折れると、今度はマットめがけて再度エルガンボムを発射し、完璧なカウントをもぎ取った。
 ICベルトをつかみ、改めて王座挑戦を訴えたエルガンに対し、後頭部を痛打したオメガも怒りの表情で呼応。大阪での決着戦がほぼ確実となった。

ジュニアのスーパースターが華麗な競演

【横田修平】

 第5試合では、IWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDAが、IWGPジュニアタッグ王者組のリコシェ&マット・サイダルと組む豪華チャンピオントリオが実現。獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&ボラドール・ジュニアのレジェンドトリオと対戦した。

【横田修平】

 KUSHIDAがハンドスプリングエルボー、場外へのトペを見せると、リコシェ&サイダルもその場飛びシューティングスタープレス&ムーンサルトプレスの競演。最後はリコシェが630°スプラッシュでボラドールを沈めた。

【横田修平】

 試合後、カイル・オライリー&ボビー・フィッシュのレッドラゴンと、ロッキー・ロメロ&バレッタの六本木ヴァイスが現れ、リコシェ&サイダルに王座挑戦を要求。王者組もこれに応じ、6.19大阪大会での3WAYタイトル戦が緊急決定した。

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著者プロフィール

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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