【ZONE】 “ミャンマーラウェイ”で戦慄のKO劇 金子大輝、思い出の横浜文体で勝利ならず
バンテージを巻いただけの素手による顔面パンチ、頭突きも認めた“世界で最も危険な格闘技”ミャンマーラウェイを2試合実施 【FIGHTING GLOBE】
今大会ではバンテージを巻いただけの素手による顔面パンチ、頭突きも認めた“世界で最も危険な格闘技”ミャンマーラウェイを2試合実施。2月に現地でラウェイに挑戦した金子大輝が再び挑む一戦(ニャンリンアウンvs.金子)と、強い敵対感情を持つミャンマー対タイ(ソーゴームドーvs.プロイタクシン・ノーナクシン)の2カードが行われた。
金子は敗戦も“決闘”を存分に見せる
試合前のリングではミャンマー舞踊が行われ、強い異国情緒が漂う 【FIGHTING GLOBE】
金子は体操一家に育ち、自身も高校まで体操を経験した後で格闘技に転向。総合格闘技でデビューを果たし、その後は中国遠征でK−1ルールの試合にも挑み、2月にはミャンマーでラウェイの試合に臨むも2RKO負け。今回は体操時代に最後の試合を行った場所だという横浜文化体育館でリベンジを期し、2014年ミャンマーラウェイ王者であるニャンリンアウン(42戦25勝2敗15分)と対戦した。
金子は頭突きを繰り出してダウンを奪うが…… 【FIGHTING GLOBE】
2R、パンチで追った金子は後方に振りかぶって頭突きを放つが、ニャンリンアウンのディフェンスあるいは誤爆か、自らがダメージを受けて逆にダウン。大の字となるダメージの大きさでKO負けかと思われたが、ここでセコンドから「タイム」が掛かり、90秒の休憩が取られる。
レフェリーが試合をストップさせ金子は敗れたが、会場からは健闘を称える拍手が送られた 【FIGHTING GLOBE】
ヘッドバッドで失神KO
“ラウェイ最強選手”のソーゴームドーのヘッドバッド一閃 【FIGHTING GLOBE】
担架で退場となる戦慄のKO劇となった 【FIGHTING GLOBE】
森井洋介が全日本キックの王座戴冠
本命・森井洋介が優勝し、全日本キックのベルトを巻いた 【FIGHTING GLOBE】
また、72戦目となったベテラン・藤原あらしは韓国の国際格闘技連盟フェザー級王者キム・ドンセオンを寄せ付けず2RKO。戦績を72戦47勝(31KO)16敗9分とした。
そのほか、大会の全試合結果は以下の通り。
■「ZONE4」
5月1日(日)神奈川・横浜文化体育館
<メインイベント(第10試合)全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント決勝 3分5R>
○森井洋介(ゴールデングローブ)
(1R0分55秒 KO
●ダイナモ☆レンジャー(契明ジム)
<第9試合 ZONEラウェイルール 3分5R(インターバル90秒)>
○ソーゴームドー(ミャンマー)
(1R TKO)
●プロイタクシン・ノー・ナクシン(タイ)
<第8試合 ZONEラウェイルール 3分5R(インターバル90秒)>
○ニャンリンアウン(ミャンマー)
(2R TKO)
●金子大輝(リバーサルジム川口REDIPS)
<セミファイナル(第7試合) バンタム級 3分5R>
○藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)
(2R2分55秒 KO)
●キム・ドンセオン(韓国/“THE GYM”)
<第6試合 スーパーフライ級 3分3R(最大延長2R)>
〇貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
(1R KO)
●優吏(真樹ジムオキナワ)
<第5試合 スーパーウェルター級 3分3R(最大延長2R)>
○安河内将一(和術慧舟會総本部)
(3R0分01秒 TKO)
●小林準(RIKIX横浜)
<第4試合 ライト級 3分3R>
○長谷川健(RIKIX)
(判定3−0)
●錦和道(ゴールデングローブ)
※29−26、30−26、30−26
<第3試合 77kg契約 3分3R>
○エヴァン・ライト(Banジム)
(1R2分57秒 TKO)
●中村充利(バンゲリングベイ・スピリット)
<第2試合 全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(最大延長2R)>
○ダイナモ☆レンジャー(契明ジム)
(3R2分47秒 KO)
●サックスワン・GTジム(タイ/GTジム)
<第1試合 全日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(最大延長2R)>
○森井洋介(ゴールデングローブ)
(判定3−0)
●カズ☆仲村(真樹ジムオキナワ)
※30−27、30−28、30−28
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