FMW選手会「ハヤブサのためにも」 来年5.5川崎球場まで一枚岩で
第1試合開始前に黙祷
悪性脳腫瘍のため欠場となるRayに向かい、大仁田は「絶対にオマエが帰ってくるリングを守る!」と絶叫 【ミカエル・コバタ】
会場には、ハヤブサさんの遺影を置いた献花台が設けられ、第1試合開始前には故人の冥福を祈り黙祷が捧げられた。
ハヤブサさんの急死は、FMWの選手たちにも大きな動揺を与えた。ほとんどの選手が、その死をまだ受け止められずにいた。それは、FMW大将・大仁田厚も同様だった。
会場には、ハヤブサさんの遺影を置いた献花台が設けられた 【ミカエル・コバタ】
大仁田と論外が謎の握手
大仁田はW★ING軍の猛攻にあって、有刺鉄線ボード上に、ブレーンバスターで投げられ、2つの有刺鉄線ボードでサンドイッチにされるなど窮地に陥った。しかし、ピンチを脱した大仁田は、論外を捕獲すると、サンダーファイアーパワーボム5連発で、粘る論外から3カウントを奪った。
その直後、論外に、なにごとか話しかけた大仁田は、引き揚げようとする論外に右手を差し出すと、論外もそれに応じた。試合後、大仁田も論外もノーコメントを貫き、2人の握手の真意は謎のまま。これはいったい何を意味するのか?
長期欠場のRayがハヤブサさんの曲を熱唱
Rayのパートナー・LeonがFMWのリングに上がる 【ミカエル・コバタ】
Rayのあいさつの後を受けて、女子タッグマッチが行われた。「ボラドーラスL×R」のコンビ名で活躍するRayの盟友・Leon(JWP)が、ハイビスカスみぃと組み、ミス・モンゴル&花月と対戦。
昨年11.14新木場以来のFMW参戦となったLeonは立体的な攻撃で、モンゴル組を苦しめたが、“FMW女子”の意地を見せたモンゴルが、強烈な逆エビ固めで、みぃからギブアップを奪った。
Rayは恩師であるハヤブサさんの曲「頑張っているあなたへ」を熱唱し、ハヤブサさんの名ゼリフである「お楽しみはこれからだ!」と叫んだ 【ミカエル・コバタ】
またメインイベントの後には、大仁田がRayをリングに招き入れ、「絶対にオマエが帰ってくるリングを守る!」と絶叫。Rayは「治療がどれくらいの期間かかるかわかりませんが、必ず脳腫瘍を克服して、FMWのリングに帰ってきます。それまで待っていてください」と話した。
16年3月12日(土)埼玉・宮代町コミュニティセンター進修館 観衆:300人(満員)
<第5試合 FMW軍対W★INGモンスター軍〜有刺鉄線ボード・ストリートファイト賞金8人タッグデスマッチ>
○大仁田厚、保坂秀樹、リッキー・フジ、HASEGAWA
(17分57秒 サンダーファイアーパワーボム→エビ固め)
雷神矢口、●NOSAWA論外、橋本友彦、バッファロー
<第4試合 FMW女子プロレス タッグマッチ>
○ミス・モンゴル、花月
(13分43秒 逆エビ固め)
Leon、●ハイビスカスみぃ
<第3試合 タッグマッチ>
●HASEGAWA、リッキー・フジ
(11分35秒 爆YAMAスペシャル→片エビ固め)
○W★ING金村、橋本友彦
<第2試合 3WAYマッチ>
○戸井克成
(9分24秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め)
●木更津ピエロ
※もう1人はパンディータ
<第1試合 シングルマッチ>
●那須晃太郎
(14分15秒 ラリアット→片エビ固め)
○バッファロー
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