上田桃子が求める勝利のワンショット 駆け抜けた20代から30代への決意

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自分の色を出していけるゴルファーに

上田は五輪に「出たい」と虎視眈々(たんたん)と狙う 【写真:ALBA.Net】

――今年は五輪もあります。

 私にはそうチャンスがあるワケではなくて、今年と東京五輪くらいまでしかチャンスはないと思う。それだけに、「本当に出たいな」という気持ちはあります。ただ、シーズンを通じて1年間戦うことの難しさは分かっているので、五輪だけに照準を合わせると1年が充実しないと思う。今は五輪に出られた時と出られなかった時と、両方を想定しながら練習しています。出たら勝ちたい気持ちはあるけど、あくまで神のみぞ知る、という気持ちですね。

――メジャータイトルへの思いは?

 今はメジャーだから、五輪だからというのがなくて、目の前のことを頑張るということに神経を使っている。メジャーでも五輪でもどんなチャンスが来ようと対応できる準備をすることで、1年間を通じたモチベーションを維持できると思う。全力で日々を過ごすということは、なかなか簡単じゃないので今はそこに向けて集中しています。

――ここ最近の海外ツアーはどんな思いで見ていますか?

 海外も若い選手が出てきているし、戦国時代だと思う。誰が勝つか分からない。私が行った時みたいにアニカ(・ソレンスタム)とかロレーナ(・オチョア)みたいな絶対的な王者はいなくて。日本の選手が行っても勝てるチャンスはあると思うし、誰が勝つか分からない面白い時代ですよね。選手層が厚くなっているなというのが、自分の中で変化を感じるところかなと思うけど、今自分が米国に行ったらどうなるんだろうなというのもイメージしながら見ています。ただ、今はまだ考えていないですかね。タイミングがあれば挑戦したいし、メジャーも出て勝ちたい気持ちある。でも今はダイキン(オーキッドレディスゴルフトーナメント、3月3日〜)に向けて頑張りたいなという思いが強いです。

――駆け抜けてきた20代から30代へ。今後はどんなゴルファーになっていきたいと考えていますか?

 自分の色が出るような選手になりたいです。私がデビューした時には不動(裕理)さんがいて、アッコさん(福嶋晃子)みたいにドライバーで沸かせられる選手がいて、個性ある選手がいた中に私たちが入っていった。今は若い選手も多いけど、個性ある選手が多くないので、自分は自分の色を出していけるように頑張っていきたいなと思います。

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【写真:ALBA.Net】

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