高橋が懇願してまで譲ってもらった14 鳥栖の背番号にまつわるストーリー
大きく見えた背番号14
鳥栖に戻った高橋は4シーズンにわたり28番を背負ったが、今季からはまた14をまとう 【(C)J.LEAGUE PHOTOS】
松商学園高出身の高橋は、02年の全国高校サッカー選手権大会は県大会決勝で敗れたが、対戦相手の監督に認められ、04年にサガン鳥栖に加入することになった。その対戦相手の監督というのが、04年から鳥栖の監督に就任した松本育夫であった。
もらった背番号は28だった。いくら才能あるルーキーといえども、若い番号をもらえるほどプロフェッショナルの世界は甘くない。しかし、その才能を高く評価していた松本は、ルーキーである高橋を起用し続けた。ルーキーイヤーにリーグ戦27試合出場した高橋は、翌年に13番を背負うことになる。
加入1年目から活躍する高橋を弟のようにかわいがっていたのが、GKシュナイダー潤之介(現ザスパクサツ群馬GKコーチ)だった。当時、シュナイダー潤之介は背番号14をつけており、キャプテンでもあった。兄のように慕っていたシュナイダー潤之介、その人柄とキャプテンシーはルーキーには大きなものに見えていた。もちろん、背番号14も……。
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