【ノア】丸藤がGHC陥落 鈴木軍・杉浦が新王者に 金丸が潮崎を裏切り鈴木軍入り 

高木裕美

鈴木軍KESが中島&ヨネ組を退けV6

鈴木軍KESは中嶋&ヨネ組を退けGHCタッグV6達成 【前島康人】

 GHCタッグ王者組のKESことランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組は、中嶋勝彦&モハメド ヨネ組を退けV6を達成。中嶋のR16からのヨネのキン肉バスターでアーチャーが虫の息となるも、スミスが体を張ってカウントを阻止。起死回生を狙った中嶋のプランチャをかわして自爆させると、残されたヨネを合体のキラーボムで粉砕した。
 ファンから絶大な支持を受けていた挑戦者チームを退けたアーチャーは「オレたちが日本で最高の、世界で最高のタッグチームだ!このベルトを欲しいやつがいるのなら、誰でもかかってこい」と鼻息を荒くし、スミスも「この地球上にオレたちを止められるものは誰もいない!」と息巻いた。

石森がノア対決を制しジュニア初防衛

GHC初防衛に成功した石森は「誰の挑戦でも受けてやる!」と宣言 【前島康人】

 GHCジュニアヘビー級選手権試合では、王者・石森太二が拳王を退け初防衛に成功。序盤から軽快な動きを見せつけた石森は、拳王のダイビングフットスタンプ、アンクルホールドなどにペースを乱されながらも、スワンダイブ式ダイビングフットスタンプからの450°スプラッシュで勝利した。
 対鈴木軍ではないノア同士の対決に「ノアジュニアの層の厚さはこんなもんじゃない」とプライドをにじませた石森は、「試合に介入してきた大原でもいいし、対鈴木軍で1匹1匹潰していってもいいよ。誰の挑戦でも受けてやる!」と、まだまだ防衛ロードを歩むと宣言した。

原田&小峠組が鈴木軍コンビを下しタッグV2

桃の青春タッグは鈴木軍を返り討ちにしジュニアタッグV2 【前島康人】

 GHCジュニアタッグ王者組の原田大輔&小峠篤司組は、鈴木軍のタイチ&TAKAみちのく組を退けV2。セコンドのエル・デスペラードも介入する2対3の状況に苦しめられながらも、小峠のキルスイッチから原田の片山ジャーマンスープレックスへと繋いでTAKAをマットに沈めた。
 試合後、タイチが小峠に握手を求めるも、小峠はこれを拒否。「タイチに勝つまでこのベルトは巻けない。オレがあいつから勝たないとこれから先に進めない」と、せっかく防衛したベルトを会社預かりとし、完勝とは言えない複雑な心境をのぞかせた。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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