UFCが日本人ファンイベントを開催! 川尻、KIDらのトークで大盛り上がり

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夜叉坊はミーシャ・テイトに愛の告白!?

川尻は、年末のRIZINでの解説が高評価で、ゆくゆくは高坂のライバルに!? 【スポーツナビ】

 イベントに参加している日本人ファイターの振り返りが終わった後は、2015年のUFC「衝撃的試合」の振り返りとなった。

 まずは11月14日の“絶対女王”ロンダ・ラウジーが、ホーリー・ホルムに衝撃的KO負けを喫した試合について。UFC史上最高となる5万6000人の観客に見守られた試合は、衝撃的な結末となり、この試合について高阪は「(ラウジーがホルムと組んだ時に)投げきれなかったところを見ると、ダメージが残って、足にきていたのかな」と分析。川尻も「ラウジーは元柔道の銀メダリストで技術もすごいけど、フィジカルがすごい選手。でもホルムは押し負けないフィジカルを持っていたので、それが今までの選手とは違ったのではと。もう1回やっても、(ラウジーにとっては)楽な試合にはならないでしょう」と解説を付け加えた。そんな川尻は、年末のRIZINでの解説が高評価だったこともあり、WOWOWでUFCの解説をしている高阪に、「ライバルになりますね」と、リング以外での戦いもし烈になりそうだった……。

 MCを担当していたユウキロックさんは、山本KIDに「強い女性の試合について、どうですか?」という質問。するとKIDは、「昔は見れなかったですよ。妹(山本聖子)とか姉ちゃん(山本美憂)の試合も観に行かなかったし。でも最近は観ていて面白いし、レベルも高いなと。勉強にもなりますし」と女子の試合も観る価値があると話す。さらに話が「女子格闘家と付き合うのは、どうなの?」という“禁断の質問”になると、さすがにこれに応えられる選手はおらず。ただ、夜叉坊がミーシャ・テイトに告白したという話題が上がると、この真相について夜叉坊は「1月の大会の時に、好きですとは言いました。ただ、となりに彼氏がいたので、思い切ってはいけなかったです」と、まったく臆することなく話している。

アルド敗北はドーピング検査の影響もある!?

 そして最後には衝撃の試合となったコナー・マクレガーvs.ジョゼ・アルドの試合についても振り返り。

 13秒のKO劇に関して、国友は「(アルドが)当てるパンチの前に左ストレートをまっすぐ出していたのですが、これで距離が遠いと判断して、遠くから入っていったんだと思います」と、マクレガーのカウンターがきれいに入ってしまった要因を分析。さらに、意見を求められた金原は「僕はアルドが負ける姿が想像できませんでした。長いラウンドになったらアルドが勝つかなと。ただ、ケージインした時の姿が、いつもより萎んでいるなと。体の張りがないというか。ドーピング(検査)が厳しくなった影響が出たのかな」と、さらっと、みんなが触れずらいワードを出した。これに対し川尻らが動揺した様子を見せたが、ここはゲストの堀江ガンツさんが「(UFCが)メジャースポーツになるためには必要なこと。ただこれによって、日本人選手が活躍する可能性が広がるのでは?」と、UFCの未来についてフォローしている。

激レア「マットの切れ端」をプレゼント!

プレゼント抽選会では、試合マットの切れ端という超レアグッズも出品された 【スポーツナビ】

 試合の振り返りの後には、会場に集まったファンへのプレゼント抽選会が行われた。プレゼントはサイン入りTシャツやポスター、さらにはチャド・メンデス対コナー・マクレガーが実際に戦ったマットの切れ端という超レアグッズ、フライア・フェイバーのサイン入りグローブという超お宝グッズなどが贈られ、抽選に当たったラッキーなファンたちは喜びの笑顔を見せた。

 そして最後に参加者が一言ずつ今年の抱負。「自分は今後どうなるか分かりませんが、需要があって、見たいと言って下さるなら頑張りたい」(金原)、「僕は2年後にチャンピオンになるという目標があるので、今年は1年負けなしで、ランキングに入れるように頑張ります」(田中)、「海外に出ても“モテる”試合をして、稼ぎまくって遊びたい。ただ今年はのりピー(田中)に、怒られるのは3回までに抑えたいです」(夜叉坊)、「僕は次の試合が2月22日の昼ごろにあるのですが、絶対しんどい試合になると分かっているので、その中で勝てるようにしたい。そして次はナンバー大会に出場して、WOWOWの放送で福田さんにゲスト解説してもらえるように頑張りたい」(川尻)、「自分はケガで当分試合に出れないですけど、絶対にチャンピオンになれるように。誰が何と言おうとチャンピオンになれるように頑張ります」(国本)、「UFCで勝てていないので、とりあえず1勝を目指します」(廣田)、「僕も頑張って1勝して、みんなをハッピーにさせたいです」(山本KID)と思い思いのコメントを残し、イベントは幕を閉じた。

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