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いまや「ブックメイカー業」はUK政府の公認事業
18世紀終盤に登場した「ブックメイカー」。1960年にはUK政府の公認事業となった 【写真:Action Images/アフロ】
その嚆矢(こうし)とされるのが、18世紀終盤にニューマーケット競馬場で“営業”を始めたハリー・オグデンという人物で、当然ながら当時は非合法ビジネスだった。それからほぼ200年後の1960年、「ブックメイカー業」は晴れてUK政府の公認事業となり、カバーする賭けの対象も競馬以外に、フットボールなどのプロスポーツにも広がって、今では内外の国政選挙から為替相場、裁判、文学賞などの行方から、果ては天気予測にいたるまで、ありとあらゆる事象に及んでいる。
ほんの少額でも手軽に、かつ存分に楽しめる
ベットする対象は多岐に及び、ほんの少額でも手軽に、かつ存分に楽しめる仕掛けがなされている 【Getty Images】
そこで、“プロ”のベッターともなると、複数のブックメイカーを同時に使い分け、例えばオッズによって配分を決めるなどして保険を打つケースも多いという。また、ブックメイカー自身も、ライバル他社のオッズを見た上で企業損益を最善にもっていくため、自らを含む複数のブックメイカーにベットするのも常なのだとか。そのあたりのきめ細かな判断も、熟練のブックメイカーに求められる重要な資質なのだろう。
ここまで述べてきて、是非確認しておきたいのは、少なくともUK発の大手ブックメイカーは、国の認可を受け、そのマーケット自体もしっかりと確立されている、れっきとした優良企業だということである。「賭け=ギャンブル」と聞くと自動的に「射幸心をあおり、一つ間違うと社会不安にもつながる」イメージにとらわれかねない人も少なくないだろう。
しかし、ベットする対象が多岐に及ぶことや、後に触れるようにフットボールひとつ取っても実に多彩できめ細かなベッティングメニューが用意されており、ほんの少額でも手軽に、かつ存分に楽しめる仕掛けがなされている。その点では、小さなスクリーンに首ったけで戦闘ゲームやキャラクター並べをするよりは、はるかに変化とバラエティー、およびリアルな臨場感に富んだゲームだと言えなくもない。
ライブ感覚のベッティングも
「ウィリアム・ヒル」社は77年の歴史を誇り、ヨーロッパ圏に2000以上の店舗を持ち、また有名フットボールクラブやテレビ番組のスポンサーも務めるなど、自他共に認める最大手で社会的信頼度も高い。しかも、うれしいことに、同社の還元率(賭け金総額のうち賞金として還元する割合)は日本の公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、パチンコ、ロト6など)よりも圧倒的に高い。
ハイライト、というか醍醐味(だいごみ)は「ライブベッティング」。これは、現在進行中のゲームについて、まさにライブ感覚でベッティングが楽しめる優れもの。表示されるオッズが試合展開で刻々と変わり、その瞬間瞬間にベットが可能だから、一味も二味も違うゲームの楽しみ方ができる。