自己ベストを大幅更新するために 青山剛のランニングナビ

青山剛

【Getty Images】

 まもなく新年度を迎える季節がやってきました。同時に新たな目標に向かってスタートするランナーの皆さんも多いことでしょう。

 そこで今回の連載から1年間は、2015年度に出場する大会(主にフルマラソン)で自己ベストの大幅更新を目指すランナー向けに毎月2本立ててお届けしていく予定です。月初に「その月に行うべきトレーニングメニュー」を提示、もうひとつは昨今のランニングブームやさまざまなトレーニング方法についてご紹介していきます。

 その前に、まずはプレビュー編の前編として、4月から始まる新年度を前にランナーの皆さんに行っておいてほしいことを紹介します。

まずは「カラダ編」から

【撮影:真崎貴夫】

 トレーニングや大会出場で疲労を残したままだったり、体を痛めたままで新年度を迎えないようにしましょう。万全な体で新年度=新たなトレーニングをスタートできるように、日々ストレッチやセルフケアで整え、スポーツトレーナーに体のバランスを診てもらうのがベストです。

 また、疲労部位や故障部位にはランニングフォームを改善するヒントがたくさん隠されていますので「なぜそこが疲労しているのか、痛めたのか?」をしっかり追及しておきましょう。

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著者プロフィール

元プロトライアスリート。大学時にプロ活動を開始し、1999年世界選手権日本代表に選出される。その後トライアスリート中西真知子選手のコーチとなり、指導者としての活動をスタート。同選手を2004年アテネ五輪出場に導く。現在は、ランニング、トライアスロン、クロストレーニングのコーチとして競技者から初心者、子供、タレントまで幅広く指導。著書に『ランニング・コアメソッド』『DVDパーフェクトストレッチ100』など多数。(社)日本トライアスロン連合強化チーム・指導者養成委員 元日本オリンピック委員会・強化コーチ

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