岡田武史氏「日本人に合った型を作る」 FC今治新体制発表会
スポーツの力で地方を創生する
U−17W杯に2度出場している吉武博文氏が“岡田メソッド”作りの中核を担う 【写真:FAR EAST PRESS/アフロ】
でかいことを言うなと思われるかもしれません。しかしこういうことを話すのも、根源はひとつです。僕は長く、子どもたちや若者への野外体験教育、または環境教育をやってきましたが、すべて根源は一緒です。私の年代は、70年戦争がない、そして高度成長という最高の時代、銀座でタクシーチケットを振っても(タクシーが)停まってくれない時代、そんな時代を生きてきました。そして自分の3人の子どもたちにどういう社会を残すんだろうと考えたときに、1000兆円の財政赤字、年金破綻、隣国との緊張、環境破壊、本当にひとりの親としてこれでいいんだろうかと自分にできることは何かないのか。そういう思いからすべての活動をやっております。
“岡田メソッド”を作る「メソッド事業本部」
新体制として、一番上に「オフィシャルパートナー/クラブスポンサー」「ビジネス・パートナー」「アドバイザリーボード」。これらは外部と考えてください。そしてクラブスタッフですが、まずは「オプティマイゼーション事業本部」。これは“最適化”という意味なんですけれど、他のクラブでいうところの強化部です。この下にトップチームや育成チームがあります。そして、おそらく他のクラブにはないであろう「メソッド事業本部」というのがあります。これは“岡田メソッド”を作り、指導者を育成して広く普及させていく部門であります。そして「アドミニストレーション事業本部」。総務、人事や経理のところです。そして「経営企画室」。ここは新たなビジネスモデル、またはスポンサーの対応などですね。ビジネスモデルもこれからはどんどん新しいことを考えていきたい。われわれをサポートしてくれる企業、いろいろなコラボレーションをしていくことで、新しい化学反応を起こして新しいビジネスを作っていく、ということを考えていこうとしています。それでは、そのスタッフから紹介していこうと思います。
(以下、スタッフ紹介は省略。登壇したスタッフは下記6名)
高司裕也(オプティマイゼーション事業本部)
吉武博文(メソッド事業本部)
大木武(メソッド事業本部アドバイザー)
眞藤邦彦(メソッド事業本部アドバイザー)
FERRAN・VILA(アドバイザー)
矢野将文(経営企画室/アドミニストレーション事業本部)