東京マラソンナビ 第4回 レース直後の最速リカバリー方法
疲労回復するまでがマラソン
これまで東京マラソンを走った直後のランナーを見ていると、完走の余韻に浸り、ゴール後に何もせず1時間くらい座り込んでしまっている方が多くいます。あれでは相当回復が遅れてしまいます。もし素早いリカバリー、素早いリスタートを切りたいのであれば、余韻に浸る前にアクションを起こすようにしましょう。
オリンピックを目指すようなアスリートには、大会やハードなトレーニング後はこのアクションを20分以内にスタートするように指導しています。
大会直後の過ごし方が良くなくて、「疲労が病気になってしまう人」「痛みがケガになってしまう人」がとても多くいます。リカバリーを素早く行い、大会後3日間くらいは、痛みや疲労が激しい箇所にはアイシング、そしてお風呂上りに入念なストレッチを行ってください。
「家に帰るまでが遠足」と言われますが、「疲労回復するまでがマラソン」だと思って過ごせる方が、長くランニングを続けられますので、ぜひこのことを頭の片隅に入れてスタートしてください!
参考資料:「青山剛のスイッチ・ランニング(高橋書店)」(1月5日発売)
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