鬼才が認めた逸材! 19歳・清野菜名 新作で魅せた華麗なるハイキック
【中原義史】
高い戦闘力で奮闘する謎の女
いまや日本を代表する鬼才となった園子温監督が新たに仕掛ける世界初のバトル・ラップ・ミュージカル(!)『TOKYO TRIBE』(8月30日(土)全国ロードショー)。これまで満島ひかりや二階堂ふみといった女優を見いだしてきた園監督が、本作でヒロインに抜擢したのが19歳の清野菜名(せいの・なな)だ。
『花子とアン』で注目の鈴木亮平、窪塚洋介、竹内力、さらには高山善廣という一癖も二癖もある敵を向こうに大立ち回り。パンチラもいとわずバク転、ハイキックを繰り出し、濃厚な出演者たちの中でも存在感を残す清野の胸には、確たるスポーツマインドが宿っていた!
『TOKYO TRIBE』予告 − YouTube
『花子とアン』で注目の鈴木亮平、窪塚洋介、竹内力、さらには高山善廣という一癖も二癖もある敵を向こうに大立ち回り。パンチラもいとわずバク転、ハイキックを繰り出し、濃厚な出演者たちの中でも存在感を残す清野の胸には、確たるスポーツマインドが宿っていた!
『TOKYO TRIBE』予告 − YouTube
若者がエリアごとにトライブ(族)を結成し、絶妙なバランスで各々の縄張りを守り、支配している近未来の都市・トーキョー。しかし、ある事件をきっかけにその均衡は破られ、トーキョーは各地のトライブを巻き込んだ一大バトルへ突入していく。清野はそんな中で高い戦闘力を持ち奮闘する謎の女・スンミを演じる。
「竹内さんは1人しかいないのに、もう10人ぐらいに囲まれてるような迫力があって凄かったです。“怖っ”と思って、絶対勝てないなと思いました(笑)。高山さんは大きくて、ほんとに蹴ってるんですけど『全然もっとやっていいよ』みたいな感じで(笑)。全く効いてない感じがしたので、観てる人は大丈夫かなって思いました(苦笑)」
「竹内さんは1人しかいないのに、もう10人ぐらいに囲まれてるような迫力があって凄かったです。“怖っ”と思って、絶対勝てないなと思いました(笑)。高山さんは大きくて、ほんとに蹴ってるんですけど『全然もっとやっていいよ』みたいな感じで(笑)。全く効いてない感じがしたので、観てる人は大丈夫かなって思いました(苦笑)」
バスケ部ながら走り高跳びで全国大会に出場
球技が大好き! 専門外の走り高跳びで全国大会に出場するなど運動神経は抜群 【中原義史】
清野は1994年10月14日、愛知県の出身。小学校の時から「学校でみんなでやったり、お父さんとキャッチボールをしたり、野球もテニスもサッカーもバスケも、とりあえず球技が大好きでした」と話し、活発な少女だったという。
中学へ進むとバスケ部に所属するも、「先生に呼ばれて『やってみたら』みたいな感じで走り高跳びに挑戦したら、たまたま全国(大会)まで進めて」と謙遜気味に語るが、このあたりは持って生まれた運動能力の高さはもちろん、「結構緊張するタイプなので、自分で“大丈夫”って思うまでやらないと心配なんです」といい、納得いくまで反復して練習を積む体育会気質がうかがえる。
中学へ進むとバスケ部に所属するも、「先生に呼ばれて『やってみたら』みたいな感じで走り高跳びに挑戦したら、たまたま全国(大会)まで進めて」と謙遜気味に語るが、このあたりは持って生まれた運動能力の高さはもちろん、「結構緊張するタイプなので、自分で“大丈夫”って思うまでやらないと心配なんです」といい、納得いくまで反復して練習を積む体育会気質がうかがえる。
「中学までは愛知県の実家にいて、高校へ入る時に上京してきたんですけど、実家は周りが田んぼとか畑とか、ほんとにすごい田舎なんです。だから人もそんなに多くないし、人目も気にせず自分で動いたりしていたんですけど、東京に来るとなかなか場所がなくて、全然スポーツっていうか運動をすることができなくなっちゃって。それで結構映画を観るのが好きな時期があって、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチさんを見て、めっちゃカッコいいって思ったんです。“私がやりたいのはコレかも!”って」