スカーレット・ヨハンソンのトレーニング 新作で理想的なボディを披露

猿渡由紀

【(C)2014 Marvel. All Rights Reserved.】

普段のワークアウトは30分程度

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』より 【(C)2014 Marvel. All Rights Reserved.】

 スカーレット・ヨハンソンが、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で、またもや理想的なボディを披露する。

 彼女が演じるのは、『アイアンマン2』『アベンジャーズ』にも登場した女スパイ、ブラック・ウィドー。3度目とあって、トレーニングも手慣れたものかと想像するが、「朝5時に起き、ジムで男性並みに鍛えられて、レタスとか野菜をたくさん食べるの。全然楽しくないわ」と正直に告白する。

「今作の撮影に入る前、私はブロードウェイの舞台に立っていたの。あれ以上に肉体的に大変なことはないわ。あの舞台をやっていたおかげで、スタミナがついた。つまり、もう下地はできていて、あとは維持すればよかったのよ」

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』英国プレミアでのスカーレット・ヨハンソン 【(C)2014 Marvel. All Rights Reserved.】

 ブラック・ウィドーを演じる前に、ヨハンソンはほとんどビーガンに近い食生活を実行したらしい。ビーガンはいくつか段階のあるベジタリアンの中でも一番厳しいレベルで、魚、卵、乳製品もNGだ。少ない量を回数多く食べるのもポイント。極端にお腹がすいた状態を作らないことで、新陳代謝が保たれる。

 撮影前には、パーソナル・トレーナーの指導のもとに、1回90分の厳しいトレーニングを行うが、撮影が終われば、もっと緩やかなワークアウトに戻る。彼女の普段のワークアウトは30分程度で、ジョギング、腕立て伏せ、ジャンピングジャック(足の開脚運動)などシンプルなもの。「有酸素運動よりもウエートリフティングが好き」。そう、あの美しい腕の筋肉は、日々のウエートリフティングで保たれているのだ。

お菓子作りが趣味

 食生活に関しては、スカーレット・ヨハンソンは日ごろから、野菜、果物、健康的なタンパク質を中心とした、バランスの取れた食事を心掛けている。時には、決してヘルシーとは呼べない食べ物が恋しくなることもあるが、全体として健康的な食生活を送っていれば、そういうものを時々食べても大丈夫、というのが彼女の姿勢だ。

 大好物のチーズも、普段なら決して無理に我慢したりはしない。お菓子作りが趣味で、ケーキを焼いては、キャストやクルーのために持っていくことも多いようだ。もちろん、自分も食べる。

「1日中、じっとしてケーキを1個丸ごと食べるというなら問題だけど、あれだけのワークアウトをして、ケーキを一切れ食べるのであれば、全然問題ないわよ」

 現在、スカーレット・ヨハンソンは来年公開予定の『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』を撮影中。またもやブラック・ウィドー役に復帰するわけだが、今、彼女は婚約者ロマン・ドリアックとの子供を妊娠中でもある。お腹の子の健康を気にしながら、アクション映画のための体作りに挑むのは、これまでの彼女のキャリアにおける、最も大きなチャレンジかもしれない。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

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アベンジャーズのメンバーであるキャプテン・アメリカ、ニック・フューリー、ブラック・ウィドウは、これまで共に戦ってきた国際平和維持組織シールドから突然生命を狙われる。 巨大な包囲網を逃れ、逃亡者となった彼らを追い詰めるのは、謎の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”。自分たち以外は誰も信用できない孤立無援の戦いの中で、壊滅の危機を迎えるアベンジャーズ。その行く手には、さらに恐るべき陰謀が待ち受けていた……。4月19日(土) 2D・3Dロードショー。
写真:(C)2014 Marvel. All Rights Reserved.
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著者プロフィール

月刊女性誌編集者を経て渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビューや映画の撮影現場レポートなどを、日本の雑誌、新聞、オンライン媒体に寄稿する。フィットネスへの関心も高く、渡米直後から毎日ジム通いを開始。ここ10年ほどはアシュタンガヨガに専念しているが、ワークアウトのトレンドはもとより、健康、運動一般に関する新しい情報には、常にアンテナを張っている

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