横浜FM中村俊輔「今日も普通にやれた」=天皇杯決勝後 選手コメント
佐藤寿人(広島)
(準優勝に終わって)ルーキーの2人(FW浅野拓磨、MF野津田岳人)も含めて悔しそうだった。そういう気持ちを持つのは大事なことだと思うけど、胸を張ってほしいという思いもある。リーグも取ったし、準優勝という結果も決して恥ずかしい結果ではないから。しっかり顔を上げて表彰式に出て、サポーターにもきちんとあいさつするように(キャプテンとして)伝えました。
(決勝でずっと勝てていないが)しかも1点も取れていないですね。負の記録を断ち切りたかったけれど、今日も点が取れなかった。サンフレッチェに名前が変わってから(の天皇杯)は、リーグ上位を戦ってのファイナルではなかったので、今回は今までとはちょっと違った舞台だったし、だからこそ負の記録を断ち切れると思ったんですけど。
今日の試合で勝てなかったのは、何かが足りなかったからなので。でもマリノスも、タイトルへの強い思いがあったし、自分たちも天皇杯への思いがあったけど、今日はマリノスのほうが良かったし、勝者がいれば敗者がいる。リーグが終わった時は、自分たちが勝者の側にいたわけで、今は悔しいですけど、この悔しさは次への活力になると思うので、足りない部分をしっかり補って、来季もっともっと強いチームになっていくようにしたい。
西川周作(広島)
悔しい思いというより、楽しく過ごせたシーズンだったと思う。タイトルも取れたし。今日の結果は悔しいですけど、準優勝という結果も素晴らしいものだと思うし、苦しい試合を乗り越えて(決勝まで)たどりついたので。2013年は充実した年だったので、今年はそれを上回る結果を出したいと思います。
今年身についたのは、難しい状況で落ち着いてプレーできるようになったこと。ばたばたしなくなった。個人だけでなく、チームとして我慢強くなったと感じるので、2012年から13年にかけて非常にチームは成長しているなというのは感じています。この経験を今後も生かせばと思います。
(オフは地元の)大分でゆっくりしたいですね。
<了>