東京大賞典Vでも晴れない幸の悔しさ=JCDの借り、タルマエと来年ドバイで
ドバイを目標に厩舎一丸
来年3月のドバイを目標に 【スポーツナビ】
「きょうも4コーナーでトモを落としたのにあれだけ強い競馬をしてくれた。何馬身も離して勝つ馬ではないけど、着差以上の力を持っている馬。どんどん力をつけているし、厩舎の方もドバイを目標に一丸になっている。どこまでやれるか楽しみですし、来年、この悔しさを晴らしたいですね」
亡くなったオーナーにいい報告ができるよ、とにっこり笑った西浦調教師は来年のローテーションに関して、「1月の川崎記念、2月のフェブラリーS、3月のドバイとあるから、スケジュールをうまくこなしてドバイに行きたい」と明言。トレーナーの視線は早くも海の彼方へと向けられている。
勝って悔しさが増すGIなんて、考えてみれば贅沢な話だが、それだけ高い志の裏返し。幸とホッコータルマエが切り開くダート新時代の道は、ドバイへとつながっている。
地方競馬歴代1位の売得金を更新!
また、1日当たりの売得金額は前年比115.8%の47億873万500円。これも第48回東京大賞典が行われた2002年12月29日の46億9516万9600円を抜き、地方競馬歴代1位を更新した。
入場人員は前年比116.3%の4万1410人だった。