吉本がグローリーの刺客撃退 真弘は逆転KO勝利=RISE&M−1結果
グローリーの刺客を撃退した吉本は欧州進出に意欲 【t.SAKUMA】
会心勝利の吉本は欧州進出に意欲
【t.SAKUMA】
3R開始早々、セルキシアンは激しい打ち合いに挑もうとするが、その後、吉本が右のヒザ蹴りと左ミドルを繰り出すと、試合は再び吉本ペースに。終わってみれば、ジャッジは三者とも29−28で吉本の勝利を支持した。
会心の勝利に試合後の吉本は饒舌だった。「セルキシアンはグローリーの推薦選手。その選手に勝ったら、グローリーに呼ばれるかなと思いながら闘っていました。来年はヨーロッパ遠征をしてみたい」
ショータイム世界王者・山本真弘が凱旋勝利
ショータイム世界王者として凱旋した山本真弘は苦しみながらも逆転KO勝利 【t.SAKUMA】
類まれなスピードと61キロ級では外国人選手に当たり負けしない体幹が売りの山本だが、出だしの調子は今ひとつ。2Rまではヤクビの連打に後退を余儀なくされる場面も。そして3Rになると、ヤクビの右フックでまさかのダウンを許してしまう。
だが、窮地に立たされれば立たされるほど、山本は火事場の底力を発揮するタイプ。案の定、至近距離からの飛びヒザ蹴りでヤクビからダウンを奪い返す。なんとか立ち上がってきたヤクビだが、致命的なダメージを受けていることは明らか。このチャンスを山本が見逃すはずがない。その後パンチで立て続けにダウンを奪って逆転KO勝ちを収めた。