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同期対決! KAIvs.大和の世界ジュニア戦決定=8.12全日本
カズと近藤は『週刊プロレス』に宣戦布告
世界ジュニア王座を懸け対戦が決まった同期のKAI(左)と大和
世界ジュニア王座を懸け対戦が決まった同期のKAI(左)と大和【全日本プロレス】

 7月30日(月)、都内にある事務所で全日本プロレスが記者会見を実施し、次期シリーズ『40th Anniversary Year SUMMER IMPACT 2012』の一部対戦カードを発表。開幕戦の8.12後楽園大会で世界ジュニア戦を闘うことになったKAIと大和ヒロシが出席し、意気込みを述べた。

 KAIと大和は共に2006年の武藤塾公開オーディションに合格し、同期入門した間柄。07年には共にメキシコ修行に赴き現地でデビュー。08年に帰国してからも小島聡とのF4というユニットを組むなど、常に行動を共にしてきただけに、ライバル意識も人一倍強い。

ついに全日ジュニアの栄冠を手にした大和 

29日のハイパー・ジュニアリーグを制した大和は、満を持して世界ジュニア王者KAIに挑戦状
29日のハイパー・ジュニアリーグを制した大和は、満を持して世界ジュニア王者KAIに挑戦状【t.SAKUMA】

 しかし、いつも先を歩いていたのはKAIだった。帰国した2008年には『ジュニア・ヘビー級リーグ戦』を制し、昨年は世界ジュニア王座の初戴冠も果たした。そして、自身が流出させた世界ジュニア王座も今年の5月にケニー・オメガを破り奪還に成功している。

 一方の大和がようやく栄冠をつかんだのは昨日まで開催されていた『JUNIOR HYPER LEAGUE』である。準決勝で新日本プロレスの金本浩二を、決勝戦では師匠である近藤修司を撃破し、初優勝を達成。そして、その勢いで同期のライバルにベルトを懸けて闘うよう挑戦を表明していたのだ。



 一夜明けて、決定した今回の世界ジュニア戦。「自分が貫いてきた『努力に勝る力なし』という言葉を証明できました。全日ジュニアの頂点を取ったということになりますけども、もう一つの頂点である世界ジュニアが残っています。同期のKAIが持っている頂点を私が取ることで、今まで負け続けてきた現状をひっくり返します」と宣言した大和。一方、昨日は近藤に敗れてベスト4止まりだったKAIは、「史上初の王者としての連覇を逃して、優勝したのが同期の大和ということで悔しい気持ちでいっぱいです」と悔しさをあらわにしていた。

 

 しかし、「この世界ジュニアのベルトを全日ファンの全力の応援があって取り戻したので、その人たちの思いを背負って闘います。全日ファンに『これが全日ジュニア』という試合をして防衛します」と、既に気持ちは大和との決戦に切り替えているようだ。

大和vs.KAI ライバル意識剥き出しの頂上対決

同期対決にライバル意識剥き出しのKAI(右)と大和。8.12後楽園大会の結末はいかに
同期対決にライバル意識剥き出しのKAI(右)と大和。8.12後楽園大会の結末はいかに【t.SAKUMA】

 世界ジュニア王者対『JUNIOR HYPER LEAGUE』覇者という構図になったため、まさに全日ジュニアの頂上対決とも言えるこの試合。しかし、二人共同期としてのライバル意識のほうが強い。「とにかく自分のほうが上にいきたいという気持ちでいっぱいです。さらに上にいくために勝つしかないです」と大和が語れば、KAIも「端から見れば頂上対決かもしれないけど、入門してから変わらないライバルだし、負けたくないです。王者ではなくライバルとして対等にぶつかっていきたいですね」と、ライバル意識を剥き出しだ。

 

 特にKAIの後塵を拝してきた大和は、「ずっと負け続けてきたからこそ、悔しさを原動力にして努力することができました」とその思いは強い。会見に同席した内田雅之社長も、「流出していたこともあって、同門同士で闘ってくれるのは全日本の未来に明るい兆しがあるということ。会社としてもうれしいし、私自身も楽しみにしています」と若い両雄に期待をかけている。

 

 1年前の8.13後楽園大会でも世界ジュニア王座を懸けて闘ったKAIと大和。その時はKAIが防衛しているが、果たして今回はどのような結果になるのだろうか?

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