同期対決! KAIvs.大和の世界ジュニア戦決定 カズと近藤は『週刊プロレス』に宣戦布告=8.12全日本

全日本プロレス

全日ジュニアのトップ2が札幌で再戦

札幌での再戦が決まったカズ(右)と近藤。全日ジュニアのトップ2が北の大地で激突 【t.SAKUMA】

 8.18札幌大会で行われる“真夏の札幌5大シングルマッチ”で一騎打ちを行うカズ・ハヤシと近藤修司が意気込みを語った。

 今回の『JUNIOR HYPER LEAGUE』の開幕戦となった7.15京都大会での公式戦でも闘っているカズと近藤。現在は二人共丸腰だが、自他共に認める全日ジュニアのトップ2である。カズvs.近藤は幾度となく名勝負を生み出してきた全日本の看板カードの一つであるが、今回そのカードを5大シングルマッチとして行うことに、カズは「京都では近ちゃんに負けてしまって、決勝トーナメントにも出られず悔しい思いで終わりました。札幌でシングルを行えることはとてもうれしく思いますね」と気持ちが高まっているようだ。

 近藤も「京都はたまたま勝ったかもしれないけど、元気なうちに、望まれるうちは何度もやってやろうと思っています」と望むところ。「生涯闘っても面白いと思うし、引退するまでやりたいですね」と、モチベーションは高まっている。

カズ&近藤「この試合に点数をつけろ!」と『週プロ』に宣戦布告

記者会見に登場したカズ(左)と近藤は、試合を酷評された『週刊プロレス』に宣戦布告した 【全日本プロレス】

 しかし、この二人にはそれ以外にもモチベーションが高まる原因があった。それは京都大会での公式戦を、プロレス専門誌『週刊プロレス』の誌上において、「進化していない」と批判されたことだ。「今日は『週刊プロレス』さん来てますか?」と会見中、確認したカズ。記者が来ていることを確認すると、「京都大会の試合を『進化していない』と書かれて悔しい思いをしました。会場に来ていた皆さんがどう思っているかはわからないけど、こう書かれると見ていない人にもそう伝わってしまうので、札幌ではファンの人はもちろん、全ての人が認めるような試合をしたいですね」と宣言した。

 近藤も「『週プロ』との関係ですけど、僕も良くは思ってないし、全日ファン、全日を好きな人も良く思っていないと思います。プロレスとマス・メディアの関係も見直さなきゃいけない時期にきている、最近特に」と浮かない表情。そして、「この試合に点数をつけろ」という提案を行ったのだ。

 突如、勃発したチーム246と『週刊プロレス』の抗争。『週刊プロレス』がどう動くかはわからないが、カズと近藤はプライドを懸けて、札幌での一騎打ちに挑む。


■全日本プロレス『40th Anniversary Year SUMMER IMPACT 2012』開幕戦
8月12日(日)東京・後楽園ホール 開始12:00

【決定対戦カード】

<三冠前哨戦・タッグマッチ 全日本プロレスvs.プロレスリング・ノア>
船木誠勝、田中 稔
秋山 準(三冠ヘビー級王者)、青木篤志(ともにプロレスリング・ノア)

<世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]KAI
[挑戦者]大和ヒロシ(2012 JUNIOR HYPER LEAGUE優勝者)
※KAIは初防衛

<アジアタッグ前哨戦 6人タッグマッチ>
曙、浜 亮太、渕 正信
KENSO、井上雅央、西村 修

<タッグマッチ>
諏訪魔&近藤修司
河野真幸&金本浩二(新日本プロレス)

<シングルマッチ>
真田聖也
ジョー・ドーリング

<シングルマッチ>
SUSHI
MAZADA

<タッグマッチ>
大森隆男、征矢 学
中之上靖文、アンディ・ウー


■全日本プロレス『40th Anniversary Year SUMMER IMPACT 2012』
8月18日(土) 北海道・札幌テイセンホール

<真夏の札幌5大シングルマッチ>
船木誠勝
大森隆男

<真夏の札幌5大シングルマッチ>
諏訪魔
河野真幸

<真夏の札幌5大シングルマッチ>
真田聖也
ジョー・ドーリング

<真夏の札幌5大シングルマッチ>
征矢 学
KAI

<真夏の札幌5大シングルマッチ>
カズ・ハヤシ
近藤修司

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