KENSOがアニマル浜口に弟子入り!=全日本プロレス

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「ビチッと!」と「気合だ!」のコラボで意気投合したKENSOとアニマル浜口会長 【全日本プロレス】

 2月27日(月)、都内・浅草にあるアニマル浜口ジムを全日本プロレスのKENSOが訪問。次期シリーズ『40th Anniversary Year HOLD OUT TOUR 2012』の開幕戦3.4後楽園大会で行われる大森隆男&征矢学の『GET WILD』との世界タッグ王座次期挑戦者決定戦(ナンバーワン・コンテンダーTLCマッチ)に備え、同ジムのアニマル浜口会長と「気合だ!」と「ビチッと!」とのコラボレーション特訓を行った。

古巣・新日本との興行戦争へ気合注入

3月4日の「GET WILD」戦と新日本との興行戦争に備え気合十分のKENSO 【全日本プロレス】

 幾多の選手をプロレス界に送り出しているアニマル浜口ジムだが、KENSOが世界タッグ王座の次期挑戦権を争う大森もその卒業生の一人。また、現在の全日本では他にも河野真幸やKAI、BUSHIがその卒業生として活躍しているが、KENSOが「2012年最も期待する男」と期待を寄せている中之上靖文もその一人だ。
 KENSOは今回、その中之上のつてで浜口会長を紹介してもらい、同ジムを訪問。浜口会長と顔を合わせたKENSOは、早速「ビチッと!」という言葉の由来を、「酒の席で『ビチッと飲みましょう!』と言ったのが始まりで、初めは全日本内で流行って、現在は『元気ですか!』、『気合だ!』、『ビチッと!』がプロレス界の3大名言だと信じております」と説明。そして、「今日は『ビチッと!』に気合を入れてもらいに来ました」と浜口会長にコラボレーションを懇願したのだ。

 さらに「今回は俺の試合も大事だけど、もっと根本的に大事なのは同じ日の夜に新日本プロレスが試合をすること!」と叫んだKENSO。全日本が開幕戦を行う3月4日は新日本プロレスも夜に興行を開催する。KENSOはこれを強く意識しているようで、「新日本のバカ野郎が試合をするんです! これは興行戦争ですよ! 果たしてこれに勝てるのか? だから、浜口会長に気合を入れてもらうんです!」と、一方的に古巣に対して宣戦布告を行ったのだ。

息子の浜口ジム入門を勝手に毛手地

アニマル浜口会長の気合にさすがのKENSOもたじたじ 【全日本プロレス】

 これを聞いた浜口会長も、「よ〜し、一切の困難を乗り越え、みんなの夢を叶えよう!」とノリノリだ。テンションが最高潮に上がった二人は、まずは手始めとばかりに「気合だ!」と「ビチッと!」を10連発ずつ発射。さらにKENSOからの「100連発いきたい」という要望に答え、なんと二人で交互に「気合だ!」×10と「ビチッと!」×10を5回ずつ敢行。二人合わせて「気合だ!」と「ビチッと!」を100発放つという荒行を実践してみせたのだ。

 KENSOが息を切らす中、まだ平然としている浜口会長は「気合というのは気を合わせるって書くんだけど、気を合わせてプロレス界を元気にしないと。『ビチッと!』と『気合だ!』は一緒だね。最高だよ!」とご満悦。そんな浜口会長にすっかり心酔してしまったKENSOは、「去年、息子が生まれたんですが、15年後にはこの浜口ジムに入れます。俺は俺の息子をプロレスラーにしたい! それ以外はノーチョイスです! そのために浜口ジムに入れて鍛えてもらいます!」と勝手に息子の入門を頼み込んでいた。

 最後に「浅草寺のその先にあると聞いて、今話題のパワースポットではないかと思っていたんですが、パワーをもらえましたね。元気をもらいました。リング上から、パワーと元気を与えるのがレスラーの仕事ですから。勉強になったし、力ももらえたし、原点に戻れました。ホントにありがたいです」と感謝の言葉を述べたKENSO。この日、浜口会長と行った大声トレーニングは今後も実践していくようで、「もの凄く息が上がりましたけど、腹の底から出た言葉じゃないと人間は動いてくれない。レスリングも腹の底からです」と、浜口会長の教えを胸にリングに上がることを誓っていた。

■全日本プロレス『40th Anniversary Year HOLD OUT TOUR 2012』開幕戦
3月4日(日)東京・後楽園ホール 試合開始12:00

<世界タッグ次期挑戦者チーム決定戦〜ナンバーワン・コンテンダー・TLCマッチ〜 時間無制限勝負>
KENSO&カズ・ハヤシ(TEAM ビチット!)
大森隆男&征矢 学(GET WILD)

<シングルマッチ※場外カウントなし>
河野真幸
永田裕志(新日本プロレス)

<シングルマッチ 60分3本勝負>
諏訪魔
真田聖也

<遺恨清算シングルマッチ>
西村 修
吉江 豊

<シングルマッチ>
征矢 匠
岡林裕二(大日本プロレス)

<シングルマッチ>
KAI
中澤マイケル(DDTプロレスリング)

<6人タッグマッチ>
武藤敬司、近藤修司、大和ヒロシ
太陽ケア、田中 稔、中之上靖文

<タッグマッチ>
曙、浜 亮太
渕 正信、未定
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