ギグス「自分が900試合に出場するなんて想像もできなかった」=マンチェスター・ユナイテッド公式サイト・インタビュー

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クラブでの通算900試合出場という大記録達成が目前に迫ったギグス(右) 【ManUtd.jp】

 マンチェスター・ユナイテッドでの通算900試合出場という偉業を目前にしたライアン・ギグス。先日、クラブと1年の契約延長に合意したばかりのレジェンドは、自らがスパイクを脱ぐ日はまだ考えていないようだ。

今の方が数年前よりも快適にプレーできている

――あと1試合で通算900試合出場だけれど、もう記録については考えなくなった?

(笑いながら)そうだね。正直に言うと、もう記録についてはあまり考えていないかな。サー・ボビー(チャールトン)の記録を更新するまでは頭にあって、あの瞬間は自分にとっても特別なものになった。今は、これからもキャリアを続けていくわけだから、これからどうなるかは自分次第だよ。800試合に到達した時は、自分が900試合に出場するなんて想像もできなかった。まさかサー・ボビーの記録を更新できるとも思っていなかったからね。

 これから出場する試合はボーナスみたいなもの。900試合という数字はとてつもない記録だと思う。特に、自分が支え続けてきて、愛して止まないチームで達成する記録だからね。今の方が数年前よりも快適にプレーできているよ。

――次は1000試合出場、そして40代でも現役続行が目標?

(笑いながら)それはどうだろうね! そのうち分かるさ。

――まだまだピッチ上でも相当な影響力を持っていると思うけれど

 もしチームに何の影響も与えられなくなったら、その時がやめる時だと思う。今はまだチームの力になれるし、これからも続けていくよ。

――出場している時間帯とベンチにいる時間とのバランスについては、どう考えている?

 難しい質問だね。チームメンバーが固定されていれば簡単だろうけれど、うちの場合、特にMFにはアンデルソン、(トム)クレバリー、(マイケル)キャリックがチームにフィットしていて、シーズン序盤は彼らを優先的に出場させていたと思う。でも、けがで選手が抜けて、監督が誰を起用するか選択肢がない中で起用されるのとでは話が変わってくるからね。わたしの場合、10日、もしくは2週間に1度くらいの割合で出場するのがベストだと思っているよ。ただ、そういうわけにもいかないし、常に出場できるようコンディションを整えておかないとね。

 ニューカッスル戦ではフル出場して、その4日後のマンチェスター・シティ(マンC)戦でも90分出場した。そういうケースもシーズン中にはあるから。自分にとっても理想的ではないし、監督もわたしの起用法としてはふさわしくないのを理解している。ただ、そういう場合もあるということ。これからは負傷者が復帰してくるだろうし、うまくローテーションで選手を回せると思う。週に2試合ある時でも、フレッシュな状態を保てるようになるはずだ。

――よくシーズンをジェットコースターに例える場合があるけれど、今シーズンは特にアップダウンが激しいように思う。アーセナルに8−2で勝ったかと思えば、マンC戦で大敗を喫したように

(今シーズンは)安定感には欠けている。ただ、何試合かは苦しいチーム状況を試すような試練だった。全員が戻ってくれば、どのカップ戦だろうとリーグ戦だろうと勝てるだけの力はある。シーズン中には運も必要になるしね。われわれのポジションを考えれば、悪くないと思う。

<続きは、ManUtd.jpで>

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