2.17世界タイトル戦へ 久保優太インタビュー「僕がISKAを世界一のベルトにする」=Krush.16

Krush実行委員会

トリプルメインの“大トリ”を務める久保。世界タイトル奪取という形で大役を果たすことはできるのか 【(C)Krush】

 2月17日の「Krush.16」後楽園ホール大会のトリプルメインイベント第3試合にて、ISKA世界ライト・ウェルター級(64.5kg)王座決定戦でシャルル・フランソワ(フランス)と対戦する久保優太(Fighting Kairos)。トリプルメインの“大トリ”を務める心境、そして世界タイトル奪取を含めた2012年の展望について語った。

[記事提供:Krush実行委員会]

「他の選手は全員ライバルだという気持ちは変わらない」

K−1MAX日本王者になり、久保は全員ライバルだという意識を持って戦うようになった 【t.SAKUMA】

――いよいよ試合が目前に迫ってきました。今はどういった心境ですか?

「最初にシャルルの映像を見た時には不安でしょうがなかったんですけど、矢口(哲雄)トレーナーに対策を練ってもらい、練習を積んでいく中で、勝利に向けて一歩一歩進んでいると思います」

――シャルルに対してはどんな印象を持っていますか?

「すごくテクニシャンで上手いタイプだと思いました。しかも僕よりも身長が高くて、そういう選手と戦った経験が少ないので、そこが試合でどうなるのか不安な部分はあります。また長い足からしなるように蹴りを出してくるので、蹴りの技術はシャルルの方が上かもしれません。でもシャルルを攻略する練習はしっかり積んできたので、それをしっかり試合で出せればいいなと思います」

――今回は佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)、山本優弥(Booch Beat)というK−1MAXで活躍してきた2人が試合をする中で、久保選手の世界戦が最終試合に抜擢される形となりました。

「正直、僕でいいのかなと思って、最初に聞いた時にはプレッシャーがすごくて、手に汗をかいて試合直前くらい緊張しました(苦笑)。佐藤選手や山本選手は大先輩で、その先輩たちの後で試合をするわけなので、試合内容でも魅せなきゃいけないなと思っています」

――例えば佐藤選手と山本選手に対して、試合内容で負けたくないという気持ちはありますか?

「去年の6月にK−1MAX王者になって、僕は他の選手は全員ライバルだという意識を持つようになりました。今回は先輩たちと並んで大トリを務めることになって、プレッシャーはありますが、その気持ちは変わらないです」

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