昨年１１月に神村エリカとの女子頂上対決を制したＲＥＮＡは、その模様が「Ｇｅｔ Ｓｐｏｒｔｓ」（テレビ朝日）で紹介され、１２月放送「炎の体育会ＴＶ」（ＴＢＳ）では芸人軍団（今田耕司、品川祐、柴田英嗣）を返り討ち、ＴＯＹＯＴＡのＣＭにも登場と格闘技界を代表するかの活躍を続けている。

　Ｇｉｒｌｓ　Ｓ−ｃｕｐ世界大会の開催イヤーである今年、連覇を懸けて臨む若き女王は何を思うのか。成人式を終えたばかりのＲＥＮＡに直撃した。

――今日はお忙しいなか取材の時間をありがとうございます。朝から大忙しの１日だったみたいですね。

ＲＥＮＡ　今日は６時過ぎに起きて、８時の新幹線で大阪から来ました。それでまずは東スポさんへ行って取材をしていただいて、それから築地へ連れて行ってもらってご飯を食べて、その後はＪ−ＷＡＶＥさんに出演させていただいて、終わってからフジテレビさんに打ち合わせに行って、それで今はスポナビさんに取材していただいてて、この後はお世話になってるスポンサーさんのところへご挨拶に行かせていただきます。バタバタしてます（笑）。

――昨年１１月、神村エリカ選手との女子頂上対決を制して以来、またメディアへの露出が増えてきましたね。

ＲＥＮＡ　いろいろと出させていただいて本当に有難いです。１１月の試合が終わって少しのんびりしたかったんですけど、「炎の体育会ＴＶ」の収録が１２月１５日にあったので（※放映は昨年１２月２６日）、試合後１週間ぐらいから動き始めていたんですが、さすがに体の疲れが抜けませんでしたね（笑）だから「炎の体育会ＴＶ」が終わって、やっと１年が終わったなぁっていう感じですね。

――「炎の体育会ＴＶ」には２度目の出演で、芸人軍団にリベンジを挑まれましたがいかがでしたか。

ＲＥＮＡ　やっぱり楽しいです。でも、みなさん強くなってきてるので手強いですよ。去年最初に出させていただいた時はほんとに反響がすごくて、あれでＲＥＮＡを知ってくださった方も多いと思います。ブログのアクセスとかも増えましたし。

――また３度目の出演も話がありそうですね。

ＲＥＮＡ　どうなんですかね（笑）。でも今田（耕司）さんを大将にして、ほかの芸人さんは毎回変わるとかのほうが楽しいかな。でもお話があれば全然やらせてもらいたいです。

――炎の体育会ＴＶとＴＯＹＯＴＡのコラボＣＭにも出演されているＲＥＮＡ選手ですが、こちらに関してはいかがでしたか。

ＲＥＮＡ　ＣＭは番組の収録が終わって、２週間後ぐらいに撮影をしたんですけど、初めてだったので緊張しました。なんか大阪人は話し方が早いらしくて、「もうちょいゆっくり」って言われて、結構撮り直しをしました。ゆっくり喋ってるつもりなんですけど、「もっとゆっくり」って言われて（笑）
「突破せよ」っていうセリフを言うんですけど、「突破せよ」「突破せよ」って言い過ぎて、なんか発音が分からなくなってきて（笑）。最後の方は「トッパセヨ」って韓国語みたいになってました（笑）。

――年末年始もそんな流れでやっぱり忙しかったんですか。

ＲＥＮＡ　いえ、年末年始はそんなにで、結構ゆったりした時間を過ごせてリフレッシュできました。もう食っちゃ寝食っちゃ寝してました（笑）。
　４月からずっと試合が続いて緊張感が取れない悶々とした生活を続けていて、それから解放されたので、もうほんとにボーっとしたり、食っちゃ寝したり遊びに行ったり。ずっとイライラしてたというか自分の中の色んな重圧から解放されたことで普通の生活を送れました。

――ウェイトコントロールは大丈夫ですか？

ＲＥＮＡ　体重は……増えてますね（笑）。

――でも許容範囲内？

ＲＥＮＡ　うーん、でもちょっと増えすぎかなぁ（笑）。

――２０１２年はどんな風に迎えたんですか？

ＲＥＮＡ　友だちと集まってカウントダウンをして、そのままみんなで神社へ行きました。そうやって大みそかは友だちの家で過ごすことが多いですね。見たい番組は家で録画してるので、テレビはつけないでずっと喋ってますよ（笑）。でも今年はちょっと家で盛り上がり過ぎて、家を出るのが遅くなって、神社へ行ったのがもう４時ぐらいだったんです。そうしたら夜店も閉まってきちゃってて、“全然楽しめない〜！”とか言って、そのままコンビニとかで食べ物を買って帰りました（苦笑）。
　今年は夜店が閉まってしまいましたけど、いつもの初詣はもう食べて食べて食べて、です（笑）。絶対食べるのは串に刺さってる５００円のステーキみたいなやつで、あとはドテ焼きとかラーメンとかチャンコとか、それをみんなで買ってちょっとずつ食べるのが楽しいんですよね。毎年ガールズＳ−ｃｕｐがあるので夏にお祭りへ行けない分、年末に楽しみたかったんですけど、今年はそれが計算外でした（笑）。

――ＲＥＮＡ選手は今年成人式だったんですよね。新成人としての門出はどんな様子だったんですか。

ＲＥＮＡ　ちゃんと着物を着て、中学の時の友だちと式へ行きました。これまで中学の友だちって仲のいい３、４人しか連絡を取ってなかったので、結構久しぶりに会う同級生ばっかりだったんですけど、みんな結構テレビや雑誌を見てくれていて嬉しかったです。みんなと話したり写真を撮ったりしてたんですが、当日は取材記者の方も何社か来てくださっていたので、ちょっとした有名人扱いをされて照れました（笑）。
　あと、私男の子から“久保田”って呼ばれてたんですけど、それが“久保田さん”になってました（笑）。小学生から一緒だったのに「久保田さん写真撮ってよ」とか言われて、なんか不思議な感じでした（笑）。それと、「大学の友だちが本気でファンレター送ろうとしてんねんけど」とか言ってきたりとか。それは「“送って送って”って言うとって」って言っておきました（笑）。
　そんな感じで成人式はすごい楽しめました。その後も７０人ぐらいでお店へ行ってワイワイやって、最後はゲームをやって、負けた人が私のローキックを受けるっていうのをやったり（笑）。かなり盛り上がりましたよ。

――心身がリフレッシュできたのにプラスして、またやる気が沸いたのではないですか。

ＲＥＮＡ　成人式で友だちと再会して、みんな「パティシエになる」とか「保母さんになる」とか夢に向かっていて、そういうみんなの将来の話を聞けて、私ももっと頑張らないとなっていうか、そういう風に思いました。だからもう練習もしっかりやってます。