ギグス「ヨガのおかげで今も現役を続けていられる」=マンチェスター・ユナイテッド公式サイト・インタビュー
ギグスが38歳になっても現役を続けられている理由は、日ごろのトレーニングにある 【ManUtd.jp】
キャリントンはすべてが違う
非常に多くのことが変わった。まずは練習施設かな。キャリントンは、ザ・クリフ(1999年までマンUが使用していた練習グラウンド)とはすべてが違う。練習用のプール、ジム、大きなスポーツホール、人工芝のピッチとか、誰もが求める施設がそろっているんだ。ザ・クリフは本当にベーシックな練習場で、ロッカールームのほかは、お世辞にも世界最高峰のレベルとは言えない古いウェイトトレーニング機材のあるジムくらいしかなかったから。昔は練習場に来て、トレーニング後にシャワーを浴びて家に帰るという流れだったけれど、今ではだいぶ長い時間を過ごすようになった。
――施設以外にもいろいろ変化があったと聞いたけれど?
そうなんだよ。以前は監督、アシスタントマネジャー、(ブライアン・)キッド、アーチー(・ノックス)くらいで、あとはせいぜい理学療法士がいたくらいだった(編注:キッドとノックスはかつてアレックス・ファーガソン監督のアシスタントを務めていた)。それが今では、アシスタントマネジャー、コーチ、フィットネスコーチ、ウェイトとランニングのスペシャリストがアドバイスをくれる。本当に目まぐるしく変わったね。
――キャリントンでのサイクルを教えてくれる?
大体、朝の8時45分くらいにはキャリントンに着いて、朝食を食べてから45分間マッサージを受ける。それからエクササイズバイクで10〜15分くらい運動して足を温めてから、10分間のストレッチをする。それでようやくトレーニングの開始だね。週始めで、ミッドウイークに試合がない場合は1時間半、もしくは2時間くらい練習する。それが週末の試合に近いと、30〜45分くらいの時間に短縮して中身の濃い練習になる。僕は個人的に足のウェイトトレーニングと、ヨガを週に2回はやっているよ。
――ヨガの効果は?
絶大だね。ヨガをやっているからこそ、38歳の今でも現役を続けられている。30歳になってから始めたけれど、ハムストリングの古傷にも良いし、フィジカルのすべてに効いているよ。脚力強化、それにコア(体幹)部分の安定にもつながるし、身体の柔軟性も上がる。今なら10代、もしくは20歳のころよりも身体が柔らかいと思うよ。相手のタックルを受けた時なんかでも、柔軟性があるとけがの予防にすごく良いんだ。
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