マンチェスター・ユナイテッド公式サイトではＭＦのパク・チソンをゲストに迎え、ファンとのウェブチャットを実施。パクが丁寧にファンからの質問に答えてくれた。その一部を抜粋して紹介する。

――ユナイテッドの一員としてのキャリアをどう表現しますか？

　夢だね。素晴らしいチームメート、完備された施設、最高のファンにスタジアムがある環境で世界トップレベルのリーグでプレーできている。誰だってユナイテッドでプレーしたいと思うんじゃないかな。

――時代を問わず一緒にプレーできるなら誰を選びますか？

　マラドーナ。僕は自分の目で、彼が実際にどうプレーしていたかを見てみたいんだ。

――親友パトリス・エブラとの面白いエピソードがあれば教えてください

　この間、パトリスが韓国のテレビ番組に出演する機会があって、簡単なあいさつを教えてくれと頼まれたんだ。それで「わたしはバカです」という意味の韓国語を教えてあげたんだよ。そしたらパトリスは実際に番組で、「わたしはバカです」って言ったんだ。その場にいた全員、カメラマンまで笑っていたから、僕にだまされたことはすぐに分かったみたいだよ（笑）。

――これまででベストなプレー環境はどこでしたか？

　イングランドでということかな？　もちろんオールド・トラッフォードさ。ただ、グラスゴーでのレンジャーズとセルティックのファンも素晴らしいと感じた。それに日韓ワールドカップの時も、道に大勢のサポーターがいてすごい雰囲気だったのをいまだに覚えている。

――アレックス・ファーガソン監督が獲得を希望していると初めて聞いた時はどう思いましたか？

　信じられなかった。ビッグクラブでプレーしたいという気持ちはあったけれど、なぜ自分がユナイテッドの目に留まったのか分からなかったんだ。監督とは電話で話をしたんだけれど、その時は英語がまともに話せなくて、理解できた内容もほんの一握りだった。監督はゆっくりと喋ってくれたんだけどね。

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