天龍×前田のレジェンド対談が実現=UWF、家族の話題などで大盛り上がり
天龍源一郎(左)と前田日明(右)の対談が実現。UWF時代の話や家族についての話で花を咲かせた 【スポーツナビ】
今回は格闘技専門チャンネル「FIGHTING TV サムライ」の番組収録で実現。「前田日明と話したい」と熱望した天龍がホスト役として展開していった。この模様は1月24日(月)23時からの「サムライスペシャル『Versus』」で放送される。
過去の話題で意気投合
前田との久しぶりの再会に「家族の話題が出るとは思わなかった。元気が出た」と語った天龍 【スポーツナビ】
「UWF以外、『新しいプロレス』を見たことはない」と、前田が所属していた団体についての話題になると、ロープに投げられない、けりや極め技が主体という戦い方に衝撃を受けていたと天龍は話す。また天龍の十八番である「サッカーボールキック」について、前田は「レガースをつけていないのに、あれだけけれるのはすごい」と話すと、「今思えば、レガースはつけてたほうが足の保護になるね」と天龍も笑い話で返し、意気投合の様子だった。
また現在前田がプロデューサーを務める格闘技イベント「アウトサイダー」については天龍も一目置いていて「もっと日の目を見てもいい存在」と賞賛。UWF、アウトサイダーをはじめた前田に「よくこんなところに目をつけるな」と、その手腕を誉め称えた。
「天龍vs.前田」の夢カード実現の可能性もあった!?
前田は「今の若いレスラーに痛い思いをさせて欲しい」と天龍に要望 【スポーツナビ】
番組収録後、お互いの印象を問われると「(前田から)家族の話が出るとは思わなかった。新鮮だったので、元気が出た」と天龍が語ると、「プロレス界全体ににらみをきかせるような存在でいて欲しい」と前田も呼応し、互いがリスペクトしあった。
また、UWFが解散に迫っていた頃、実は前田がジャイアント馬場率いる全日本のリングに上がる可能性があったという裏話まで飛び出したが、「そのとき考えたのが『天龍さんがいるんだ』と。ジャンボ鶴田さんには悪いですけど、あの人はそれほど怖くなかったけど、天龍源一郎と阿修羅・原はまずいなと(思っていた)」とカミングアウト。結局、前田の全日本参戦はかなわずに終わり、プロレスファンとしては「天龍vs.前田」という夢のカードが幻になってしまったが、前田は「(この先も)リング上でものわかりの良すぎる今の若いレスラーをガツンと痛い思いをさせて欲しい」と、還暦を過ぎても現役で活躍する天龍にエールを送った。
<了>
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ