札幌山の手が多彩な攻撃で中村学園女を下し初優勝=高校総体バスケ 女子決勝インタビュー
インターハイ決勝で福岡の中村学園女を破り、初優勝を飾った北海道・札幌山の手 【写真は共同】
以下、決勝を戦った両チームのコーチ、主将などのコメント。
札幌山の手・上島正光コーチ「逃げずに1対1を仕掛けたことが功を奏した」
ただ、決勝戦は暑さの影響でどの選手も動きにキレがありませんでした。本来の走るバスケットを思うようには出せず、守備もルーズになってしまったので内容的にはあまりいいとは言えません。そこは冬のウインターカップに向けて修正したい点です。
今後に向けては、#4町田瑠唯と#6高田汐織以外のメンバーはスタミナがないので、まず何より脚力をつけたいと思っています。#15長岡萌映子も練習ではもっといろいろな動きに取り組んでいるのに、暑さからそれを出せなかった。逆に言えば、体力が備わればプレーの幅がさらに出てくるでしょうから、帰ったら早速練習するつもりです。
札幌山の手・町田瑠唯主将「バスケットを始めたときからの夢がかなった」
今年は自分がキャプテンになって、上島監督から「お前が崩れたらチームも崩れる」と言われていたので少しプレッシャーもありました。でもそれより、信頼されているんだな、頑張らなきゃという気持ちの方が強く、「やるしかない!」と思いきりプレーができました。