決勝のカードはシャウブvs.ネルソンに=TUFシーズン10 第12週

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決勝進出を決めたロイ・ネルソン(左) 【UFC公式モバイル】

 ついにUFCとの6桁契約を賭けて争う決勝戦=TUFフィナーレまで、最後の関門が残されるのみ。必見の準決勝2カードが待たれる。

 しかし、まずはランペイジvs.ラシャドのファイトから、これも恒例となったランペイジの笑えるいたずらが始まった。またも何かを持って現れたランペイジ御一行は、チーム・ラシャドのロッカーに進入し、なんとそこら中に“ピンク”のものを置き始めた。ピンクのぬいぐるみから、ほか何から何まで部屋をピンク一色にしてしまったのだ。

 一方TUFハウスでは、ザック・ジェンセンが仲間のちょっと行き過ぎたいたずらに怒りを露にした。トイレに閉じ込められると、突如暴れ出し、ジェンセンはマックスウィーニーに向けてパンチを放った。すぐにマックスウィーニーが取り押さえたが、静まる気配はない。

 ファイターの共同生活も3週間、そしてようやくここでの最後の2試合の時が訪れた。

チーム・ラシャドの2人が決勝進出

 まず、マックスウィーニーとネルソンがオクタゴンに登場した。序盤ポイントを稼いだのはオクタゴンをうまく使ったマックスウィーニー。ネルソンがテークダウンを狙うも耐え、距離を保ちながらロングパンチを効率的に当てていく。

 しかしラウンド中盤、ネルソンが相手のアゴを捉え、そのままテークダウンを奪った。ネルソンはすぐにサイドポジションに移ると、パンチの連打を仕掛け、残り1分を切ったところでレフェリーが試合を止めた。

 1R TKOで勝利したネルソンが、TUF10決勝に駒を進めた。

 最後はチーム・ラシャドのブランダン・シャウブ対、チーム・ランペイジのマーカス・ジョンズ。いきなりシャウブをテークダウンしマウントポジションを得るなど、まずフィナーレに近付いたかに見えたのはジョンズであった。しかしシャウブも簡単には諦めずスタンドに戻すと、すぐに強烈な右が決まり、ジョンズをダウン。パウンドの連打にマーカスの動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

 ついに決勝のカードが決まった。チーム・ラシャドの2人、ロイ・ネルソンとブランダン・シャウブが、TUFヘビーウェイツ・フィナーレの舞台で雌雄を決する。

 以下、TUF10各選手の戦績。

チーム・ラシャド

ジェイムス・マックスウィーニー 2勝1敗
―準決勝(Episode12)でロイ・ネルソンに敗退

ブランダン・シャウブ 3勝0敗
―決勝進出

ジャスティン・ワレン 1勝1敗
―準々決勝(Episode 9)でロイ・ネルソンに敗退

ジョン・マジソン 1勝1敗
―準々決勝(Episode10)でブレンダン・シャウブに敗退

ロイ・ネルソン 3−0
―決勝進出

ダリル・スクーノバー 1勝1敗
―準々決勝(Episode11)にマーカス・ジョンズに敗退

マット・ミトリオン 1勝1敗
―準々決勝(Episode11)でジェイムス・マックスウィーニー

マイク・ウェッセル
―1回戦(Episode8)でマーカス・ジョンズに敗退

チーム・ランペイジ

キンボ・スライス
―1回戦(Episode3)でロイ・ネルソンに敗退

エイブ・ワグナー
―1回戦(Episode1)でジョン・マジソンに敗退

デミコ・ロジャーズ
―1回戦(Episode4)でブランダン・シャウブに敗退

ウェズ・シムズ
―1回戦(Episode5)でジャスティン・ワレンに敗退

スコット・ジュンク
―1回戦(Episode7)でマット・ミトリオンに敗退

ウェズ・シヴァース
―1回戦(Episode2)でジェイムス・マックスウィーニーに敗退

マーカス・ジョンズ 2勝1敗
―準決勝(Episode12)でブレンダン・シャウブに敗退

ザック・ジェンセン
―1回戦(Episode6)でダリル・スクーノバーに敗退
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