2位浮上の石川遼、「さぁ行くぞ」という気持ち=全米オープンゴルフ第2日
全米オープン第2日 安定感のあるゴルフを見せた石川遼は、首位に2打差の2位タイに浮上した 【Getty Images】
悲願の全米初Vを目指すフィル・ミケルソン(米国)は、この日だけでスコアを5つ伸ばして2位タイに浮上。初日を4位タイという好位置で終えていた日本の石川遼は、2バーディー、2ボギーのイープンパーという安定した内容のゴルフを見せ、通算1アンダーの2位タイとさらに順位を上げ、予選を突破した。石川は、単独首位のグレアム・マクドウェル(北アイルランド)と2打差で、残りの2日間に臨む。
今季未勝利のタイガー・ウッズ(米国)は、通算4オーバーの25位だった。
石川遼「週末はアグレッシブにプレーしたい」
石川遼:それは分かりませんが、僕の心境を言葉にするなら「さぁ行くぞ」という感じかもしれません。挑戦するということ自体が自分にとって意味があって、特に日本以外の場所ではそうしたいと思っています。チャレンジしなかったら意味がありませんから。
――同伴競技者によると、あなたのショートゲーム、特にパターの調子が今のままなら、週末(大会第3日、第4日)も良いところまでいくんじゃないかと話していますが、ご自分ではどう思われますか?
石川:2月に「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」でプレーしたときはパターに苦しみました。でもその後に日本で練習して、今週はその成果が出ているようです。
――トム・ワトソン(米国=60歳、1982年優勝者)と同組でのプレーでしたが、楽しんでプレーできましたか? 彼から何か特別な言葉を掛けられましたか?
石川:昨日は、トムが日本で設計したゴルフコースについて2人で話をしました。今日彼は私に「君の未来は明るい」と言ってくれました。
――ここまでの2日間と比べて、週末はプレッシャー面も含め、どのくらい難易度が増すと思いますか? 雰囲気はどう変わるのでしょう?
石川:明日からの2日間、今日まで以上にアグレッシブにプレーできれば良いと思っています。自分のゴルフだけに集中できれば良いですね。
――あなたへの声援は耳に届いていますか?
石川:ええ。日本のファンの方が声を掛けてくれています。とてもうれしいです。
<了>
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