ナニ、今季を振り返り「成長できたという実感はある」=マンU公式サイト・インタビュー
今シーズン、急成長を見せたナニ 【ManUtd.jp】
新たに4年契約を結ぶことができてうれしい
まずは新たに4年契約を結ぶことができてうれしいよ。クラブから信頼されている証拠だと考えている。ユナイテッドには満足しているし、マンチェスターでの生活も楽しんでいる。今後もチームのために全力を尽くすよ。
――昨年はあなたが退団を希望しているとの報道がありましたが、残留する気持ちはあったんですよね?
もちろんさ。シーズンの前半はフラストレーションがたまっていた。けがを何度かして、あまり試合に出場できなかったから落ち込んでいたんだ。でも監督とチームメートが支えてくれた。今は満足しているし、何年にもわたってユナイテッドでプレーしたいと思っている。
――これまでのユナイテッドでのキャリアを総括してください
順調だったと言えるだろうね。入団以降、選手として成長できたという実感はあるよ。チームメート、特にベテラン選手たちからはいろいろ助けてもらって感謝しているんだ。年齢を重ね、経験を積んだことで、自信もついてきた。だけど、もっと成長して、もっと良い選手になれると思っている。毎年成長している姿をファンの人たちに見せたいね。
――この数年間で、どれくらい成長できたと考えていますか?
かなりだよ。ユナイテッドの選手として一番大切なことは、とにかく向上心を持ち続けることなんだ。監督からは毎日のようにそう言われているよ。相手チームのこと、ユナイテッドの戦い方、クラブとしての目標など、今ではいろんなことを理解しているし、ピッチの上では良いプレーができていると思っている。クロスやパスの精度を上げること、良いポジションを取ることなどに気を付けて練習に臨んでいる。また、集中力、特にビッグゲームではいかに集中力を高めることが大事か、よく理解できるようになったよ。毎試合、高い集中力をもって戦えば、成功はおのずとついてくることが分かってきたんだ。
――ユナイテッドの選手としてプレーして、一番うれしかった出来事を振り返ってください
(笑顔になって)モスクワの(チャンピオンズリーグ決勝の)試合だね。このPKを決めるとチェルシーが優勝するという場面で、テリーがキックを失敗させたシーンは、今でも鮮明に覚えているよ。その直前のキッカーが僕だったんだけど、絶対に外せないというプレッシャーはあった。だから少し緊張したけど、ゴールが決まった瞬間はとてもうれしかった。エドウィン(ファン・デル・サール)が相手のシュートを止めて優勝が決まった時は最高の気分だった。選手もスタッフもファンも大喜びさ。忘れられない夜だよ。
――09−10シーズンは、これまで以上に定期的に試合に出たことで学ぶことがあったのではありませんか?
そうだね。試合に出れば、それだけ経験を積める。良いプレーができれば、気分よく練習に取り組めるから自信がつく。この数カ月はそんな状態が続いている。この調子をキープできるように努力しているところさ。
<了>
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