WAR世界6人タッグ王座復活! 天龍が王座獲りに挑む
「百田さんがメインに出るのは、“これでどうだ!”という心意気」
百田とタッグでの王座挑戦について「これがオレの心意気」と天龍 【天龍プロジェクト実行委員会】
天龍「ハッキリ言えば、WARが志半ばで終わってしまったということもありますし、WARがなくても、俺はリングに上がり続けているわけですから、そういう意味で、何なんですかね……青春の思い出ですかね。それを自分の中で消化していきたいという気持ちが強いんだと思います。
ベルトにはWARというロゴは入っているんですけど、天龍プロジェクトの中で運営していきたいと思ってます。幸い、このタイトル管理委員長の役をカブキさんに快諾していただきましたので、これも縁だと思って、精一杯頑張りますよ」
――王座決定戦で組むパートナーが百田選手と北原選手になりましたが、それについては?
天龍「これはこれでいいラインナップだと思ってますよ。北原はずっと昔から知ってますし、俺が今、リングに上がっていられるのは、なんてったって百田光雄さんのお父さんのおかげだし。そういう意味では感謝する部分があります。隣にいらっしゃるカブキさんも力道山関のことは最後に存じ上げている方ですし。言葉としては語弊があるかもしれませんけど、“6時半の男”と呼ばれた百田さんがメインイベントに出るのは、俺からしたら“これでどうだ!”という心意気ですよ」
――北原選手とは前回大会で握手を交わしていましたが、その時点で何を話していたんでしょうか?
天龍「いや、何もしなかったですね。しなかったですけど、会場に来たのでリングに上がってもいいのになと。北原は試合のラインナップで一番最初に浮かびましたよね。彼はもともと蹴りとか、サブミッションでいいものを持ってますし、十二分に俺をサポートしてくれるんじゃないかなという期待大です」
対戦相手チームのXは「そんなにシケた奴じゃない」
12年半ぶりに日の目を見るWAR6人タッグ王座ベルト、誰の手へと渡るのか 【天龍プロジェクト実行委員会】
天龍「高山選手と後藤選手は金髪ですよね。高山選手が、もしもベルトを獲った時に全員金髪じゃなければ、とこだわってまして。今、オファーを出している人が金髪にするだけの覚悟があるかということだけで、発表ができないんです」
――すでに金髪である方とは限らないと?
天龍「そうなんです。だから、そんなにシケた奴じゃないですよ、天龍プロジェクトに上がってもらう限りは。その人が金髪にして、そのグループに入って良いか悪いかという返事待ちです。良かったら出てくると思います。これはYESかNOか後日発表できると思います。乞うご期待ということで」
――昔、高山選手もゴールデンカップスとしてベルトを巻いていましたよね。
天龍「そうですね。まあ、なるべく関わり合いたくはないですけどね、僕は(笑)」
――ベルトを獲った場合、選手を1名だけ入れ替えられるということでしたが、防衛していっても、チャンピオン自体は最初の3人のままなんですか?
天龍「基本的にはチャンスを与えたDHですからね。元の人がそこに座るのが基本です。例えば、俺が抜けて誰かを指名するとしますよね。防衛したら、従来の俺が戻ってくるのが基本です。で、もしも獲られた場合は、前チャンピオンと負けた人で、時間無制限のシングルマッチをやってもらいます。罰ゲームです。もうお客が喜ぶルールは何でも作ります」
カブキ「結局6人タッグって一番いい試合を見せなきゃいけないと思っているんですよね。自分のパートナーが怪我したり、病気だったりしたら、いい試合というのは望めないじゃないですか。そのために、こうやって新しい選手を選んでやっていくというのもあるんですよね」
天龍「だって皆さん、男女のミックスドマッチをやったWARですから、怖いものなしですよ。とりあえず顛末を見てから総評はお願いします。たぶん面白くなると思いますよ」
――今後も新しいものを取り入れていくと?
天龍「はい。掘り起こすことしかないですよ。もうここまで進んじゃったら、プロレスがパニック状態ですから。真っ直ぐじゃなくて、下に伸びるヤツで。タイガーマスクが四次元殺法というものを作ったじゃないですか。これは新ルールのそういったものですよ(笑)」
6月9日(水)東京・新宿FACE 開始18:00開始19:00
<第5試合 天龍プロジェクト認定世界6人タッグベルト選手権試合 時間無制限1本勝負>
天龍源一郎(天龍プロジェクト)、百田光雄(フリー)、北原光騎(フリー)
高山善廣(フリー)、後藤達俊(フリー)、X
<第4試合 IJ(インターナショナルジュニアヘビー級)ベルト選手権試合 60分1本勝負>
[王者]望月成晃(ドラゴンゲート)
[挑戦者]タイガー・シャーク(リアルジャパンプロレス)
<第3試合 西口プロレス・タッグマッチ提供試合 30分1本勝負>
※カード未定
<第2試合 株式会社友愛交通プレゼンツ MIX’Dタッグマッチ 30分1本勝負>
金村キンタロー(フリー)、井上京子(フリー)
吉江豊(フリー)、植松寿絵(フリー)
<第1試合 30分1本勝負>
折原昌夫(メビウス)
ヘイト(全日本プロレス)