ファーディナンド「何が起こるか分からない」=マンU公式サイト・インタビュー

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逆転優勝を信じるファーディナンド。「最後まで戦い抜く」と意気込む 【ManUtd.jp】

 マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドがシーズンを振り返る。リオはウェイン・ルーニーとナニにはさらなる活躍を期待していると語ると同時に、まだ優勝の可能性は残されていると強調した。サンダーランド戦で途中出場を果たしたリオ・ファーディナンド。けがに悩まされた1年だったが、最終節ではウィガン(※首位チェルシーの対戦相手)の力を借りて、栄冠とともにシーズンを終えたいと願っている。

ホームのファンの前で勝ってシーズンを終えたい

――(前節の)サンダーランド戦後のロッカールームは、どんな雰囲気でしたか?

 とりあえずみんな、優勝争いを最終節まで持ち越せたことに喜んでいたと思う。これでチェルシーは、おれたちからチャンピオンの称号を奪いたければ、自分たちの力で勝ち取らないといけない状況になった。おれたちはタイトルを差し出さないという強い気持ちで挑み、やるべきことをやった。チェルシーが有利な状況は変わらないが、今シーズンは思いがけない結果もあったから何が起こるか分からない。まだチャンスはある。

――チェルシーの結果を知った上で、チームがサンダーランド戦で見せた意気には満足していますか?

 もちろんさ。おれたちは勝つしかなかったんだからね。サンダーランドとのアウエー戦はいつだって難しい。結果を持ち帰るには、まさに戦いに勝ち抜かないといけないんだ。おれたちはピッチの至るところで激しく戦い、勝利をつかみ取ったんだ。

――日曜の最終節(ストーク・シティ戦)にはどう臨むつもりですか?

 いつもと同じだよ。ピッチに出て試合に勝つだけだ。ホームのファンの前で勝ってシーズンを終えたい。今までの試合と変わらず、攻撃的にいって勝利を手に入れて、あとは他会場の結果にすべてを託すだけさ。チェルシーはホームのウィガン戦だから勝つ可能性は高いけど、引き分けた場合は、おれたちが勝てば優勝できる。とにかく最低でも勝たないといけない。ウィガンがうちに味方するような結果を出してくれたのに、おれたちがしくじったら、それこそ最悪だろ。ユナイテッドはいつも試合の最後まで戦い続けるんだ。それがチームの気迫として表れている。だから今回もシーズンの最後まで戦い抜くさ。

――4日の授賞式では、個人賞を総なめしているウェイン・ルーニーが、サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を受賞しました

 ウェインは素晴らしいシーズンを送ってきた。ゴールを量産し、すべての対戦相手に脅威を与え、自分が決めない時でもチームメートの得点機を演出してきた。だから本当に素晴らしいシーズンだったと思う。今シーズンを糧にさらなる活躍を見せてくれると確信しているよ。

――そのほかに今シーズンあなたが評価する選手はいますか?

 ナニはクリスマス以降、調子を上げてきた。練習にも懸命に取り組んでいる。彼は若いからまだ成長過程だ。最近はチームで効率的な働きができるようになった。得点に絡めるようになったことが一番大きいと思う。自らもゴールを決め、仲間のチャンスも演出している。今ではチームに欠かせない存在だし、ほかの選手も助けられている。
 ナニには自分の思い通りにプレーする能力があるんだ。体のキレもいいし、右足でも左足でもシュートを打てる。選手としてかなり上まで行ける実力の持ち主だよ。この調子を維持すれば、来シーズンはチームの大きな武器になるだろうね。

<続きは、ManUtd.jpで>

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