ファーガソン監督「今季は判定という点で少し不運だった」=マンU公式サイト・インタビュー

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今季を振り返ったファーガソン監督。最終節での逆転優勝はあるのか 【ManUtd.jp】

 シーズン閉幕を控え、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が、オールド・トラフォードで行われた授賞式で今シーズンを振り返った。『MUTV』とのインタビューに答えた同監督は、タイトル争いの行方、賞を総なめしたウェイン・ルーニーの調子、そして夏の移籍市場について、率直に語ってくれた。

自分たちが経験したことを理解するのも大事なこと

――(2日の)サンダーランド戦はどんな精神状態だったのでしょうか?

 別に問題なかったよ。サンダーランドのスタジアムに着いてすぐに、リバプールとチェルシーの試合結果(チェルシーが2−0で勝利)を聞いていたからね。われわれはともかく冷静に、自分たちで試合を楽しめればよかった。だから楽だったよ。チームは良い戦いを見せたが、もっとゴールを奪えるはずだった。
 感心したのは、選手たちが(チェルシーの)結果に惑わされなかったことだ。落胆してうなだれることなく、自分たちのゲームを楽しみ、やるべきことをやった。それには満足したよ。

――タイトル争いは最終節に持ち込まれることになりました。過去3回は同様の形で優勝しています

 確かに最終日に優勝を決めたことが何度かあった。3度は優勝したが、ウェストハムでは敗れた。

――それを言うつもりではなかったんですが

 だが、自分たちが経験したことを理解するのも大事なことだ。勝つこともあれば負けることもある。自分たちのことをしっかり把握しないと。

――試合結果を振り返って、あの時に引き分けていれば、勝っていれば、と考えることはありますか?

 昔はあったが、そんなことをしても自分がつらいだけだ。例えばバーンリーとのアウエー戦。シーズン序盤だったとはいえ、勝ち点3を失った。あの試合ではPKを失敗したが、あれを決めていれば勝ったか、少なくとも引き分けていたはずだ。あの試合が分かれ目だったかもしれないが、そんなことは誰にも分からない。
 チェルシーとのアウエー戦では誤審があったが、オールド・トラフォードでは逆にチェルシーに不利な判定があった。だから、そういうことを考えてもつらいだけだ。どのチームにも起こり得ることだから考えても無駄だ。自分たちが得する場合もあるから、損も受け入れなくてはならない。今シーズンは判定という点で少し不運だったかもしれないが、それも起こり得ることだ。

<続きは、ManUtd.jpで>

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