石川、池田らの活躍は? 復帰のタイガーに世界が注目!=8日開幕マスターズ 見どころ
昨年のマスターズでは予選落ちに終わった石川遼。2度目のオーガスタで、一年間の成長ぶりを発揮することができるか 【Getty Images】
日本人選手は3人。昨年の片山に続けるか?
石川は世界ランキング50位以内の枠で出場権を獲得し、2年連続の参戦となる。昨年は特別招待枠で初出場を果たしたが、"オーガスタの魔女"(傾斜が多く、ボールが止まりにくいグリーンの愛称)に翻弄(ほんろう)され、あえなく予選落ち。この大会での優勝を目標に掲げ腕を磨き続けているだけに、昨年の国内賞金王となった石川が、一年でどこまで成長したかを試す舞台となりそうだ。また池田も同じく世界ランクの枠で出場権を得た。初出場となるが、国内ツアーでも見せたクレバーなゴルフが、オーガスタでどこまで通用するか興味深い。
悲願を達成したいのが片山。昨年は日本人過去最高となる単独4位に入り、日本中のファンを沸かせた。ところがその後、昨年の国内ツアーでは1997年以来の未勝利。バーンアウト(燃え尽き症候群)と報じられることもあり、周囲を心配させた。
しかし、今年はオフシーズンにたっぷりトレーニングを積み、早くもマスターズ制覇に向け臨戦態勢。得意のショットにショートゲームがかみ合えば、今年も日本のゴルフファンを興奮させるプレーを見せてくれるだろう。
復帰戦となるウッズ、周囲からのプレッシャーは?
マスターズでのウッズは97年大会、2位に12打差をつける圧勝で史上最年少優勝を達成。その後、2001年、02年に連覇、05年にはプレーオフを制して4度目のグリーンジャケットを手にしている。
今回は、騒動後の復帰戦ということで好奇の目にさらされることになるが、ほかの試合とは違い、厳しい報道規制がしかれ、“パトロン”と呼ばれる限られたギャラリーしか観戦ができないので、ウッズにとってはゴルフに集中できる環境といえるだろう。それだけに、実戦から離れていたとはいえ、優勝候補筆頭と言えそうだ。
日本勢のプレーに加え“ウッズの復帰”と、例年以上に関心度の高い大会となった今年のマスターズ。最後に笑うのは一体誰か?
<了>
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