アントニオ猪木、極秘入院・手術していた
新兵器のビンタ棒を手に極秘入院していたことを明かした猪木、中邑に対しては「1回来い」と返答 【スポーツナビ】
猪木はかつての愛弟子・中邑の一連の行動に対して「いいじゃん。どんどんやったらいいし、オレの名前もどんどん使えばいい」と評価。だが、その一方で「オレはもう引退してる。出て行くわけねぇだろ」と軽く一蹴し、「1回来たらいい」と、つべこべ言わずにIGFに直接乗り込んできてみろ!と直球を投げ返してみせた。
また、9月末から3週間、腰痛の一種である腰椎すべり症の治療のため、極秘で入院・手術をしていたことをカミングアウト。前日の13日午後に退院したばかりとあって「痛くてしょうがねぇんだ」ともポロリもらした猪木だったが、「来年からは思いっきり飛び回りますよ」とデビュー50周年へ向けて燃える闘魂をさらにたぎらせた。
中邑の行動は初耳、「ホラを吹く状態でもない」
10.12後楽園大会で初防衛に成功した中邑(右)は次期挑戦者に名乗りを挙げた前王者・棚橋も無視、狙いは猪木一人だと再アピール 【t.SAKUMA・前島康人】
その後、IGF本部が「素晴らしい。前向きに受け止める」と中邑を高く評価するコメントや見解を出していたものの、中邑本人は「猪木の言葉が聞きたい」と、あくまで“一騎打ち”を要求していた。
ただ、猪木はこの3週間、腰椎すべり症の治療のために極秘入院しており、中邑が挑戦状を叩きつけていることを「知らなかった。自分の周りが気を遣ってくれたみたいで、そういう情報は一切入っていなかった。きょう、マスコミのみなさんに言われて初めて知りましたよ」とコメント。さらに、腰痛の手術をしたばかりで現在リハビリ中とあって、「退院したばかりだから、ホラを吹く状態でもない」と中邑のアピールを軽くいなした。
「IGFは誰でも上がれるチャンスがある。一歩踏み出してほしい」
猪木は「一歩踏み出して、IGFに来てみろ」と投げ返したが、中邑はどう反応する? 【スポーツナビ】
また、一騎打ち要求に対しては「オレは引退してるし、早く実現しろとかそういう感じにならない。オレが出て行くわけねぇだろ」と一蹴。そして、「11月3日(IGF・JCBホール大会)に来るなとも言わないし、IGFは誰でも上がれるチャンスがある。一歩踏み出してほしいね。1回来たらいい」と、中邑自身がIGFに出向いてくるようボールを投げ返した。
IGFへの出場をすでに拒否している中邑。猪木からようやく返ってきたこの言葉に、今度はどう答えるのか。
13時間にも及ぶ手術成功「来年は飛び回る」
「彼女ができない」と悩みを打ち明ける青年に、猪木は「髪型が良くねぇな」とビシリ! 【スポーツナビ】
手術に踏み切った理由は「これまでは痛み止めで抑えていたけど、来年はデビュー50周年のイベントが入っているし、色々と忙しくなるから」。しかも、なんと13時間にも及ぶ大手術だったとのことだ。
退院したのは前日の13日午後。「本当はリハビリが必要で、歩くのも大変なんだけど」ともらしたものの、「治療もせずこのままだったら車椅子生活も覚悟したけど、これで逆に光が見えてきた。あとはリハビリをしていくだけだし、来年からは思いっきり飛び回ろうと思いますよ。ムフフフ」と、いまだ衰えぬ“燃える闘魂”を見せていた。
なお、この日の公開収録では、悩みを抱える若者たちの人生相談を行った猪木。「彼女ができない」という番組ADに対して、「それなら事業を成功させて金持ちになれ。金を持っていたら、少しくらい顔が悪かったって彼女ができるもんなんだ」と、アントン節全開で的確なアドバイス(?)。さらに、恒例の闘魂注入ビンタではなく、この日は腰に負担をかけられないことから新たに“ビンタ棒”なる新兵器を投入し、たちどころに若者たちの悩みをスッキリ解消させたのだった。
最後は「ダーッ!!」で締めて終了。「やっぱり大きな声を出すのは大事」と、オープニングの「元気ですかッ!!」の掛け声も含め、大きな声を出すことで自らが元気になったと笑顔を見せた猪木だった。
11月3日(火・祝)東京・JCBホール 開場15:00 開始16:00
【決定対戦カード】
<シングルマッチ>
小川直也
高山善廣
<シングルマッチ>
ボブ・サップ
モンターニャ・シウバ
<参戦予定選手>
ジョシュ・バーネット
澤田敦士
定アキラ(デビュー戦/現役高校1年生)
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