竹下佳江インタビュー 最後の五輪を目指して
高橋みゆきについて
竹下とともに、柳本ジャパンの核をなす高橋 【坂本清】
勝負どころで強いし、負けたくない気持ちとかをすごく強く持っている。そういうのってすごく大事だと思うし、それがチームにもっともっとプラスになっていけば、いいんじゃないかなと思います。
技術的にはやっぱりブロックアウトや、「上手い」って思わされるプレーがすごいですね。そういう上手さをもっている選手だと思います。
――高橋さんは、竹下さんにとってどんな存在ですか?
18歳のころからずっとやっています。プレーももちろんですけど、精神的にも年々すごく大きくなっていると思いますね。今はチームにとっても中心選手なので、すごく重要な選手だと思います。
コンビとしてはずっと合わせてきているし、シン(高橋)だけじゃなくて、スギ(杉山祥子)もあうんの呼吸は強くあると思います。
でも私たちだけじゃどうにもならない問題もありますし、みんなに生かされながら、自分たちも生きながら(プレーをする)っていうものだと思います。
――竹下さんも高橋さんも、「スピードとその変化」に外国勢からの勝論を見出しているようです。そういう意味では、共通するものがありますか?
やっぱり自分たちが今、勝つために求められている事、やらなきゃいけない事は、そういうところ。それで、生きていかなきゃいけないというか。ただ、それぞれの選手にそれぞれの役割があると思うので、そういう意味では私たちがスピードや、細かいプレーをすることは、重要なポイントだと思っていますね。