小猪木と全日本プロレス小島聡が初対決!=西口プロレス
小猪木vs.小島、ダチョウ倶楽部参戦などバラエティに富みまくったラインナップで開催された今回の西口DXプロレス 【スポーツナビ】
小島の豪腕が小猪木に炸裂!
小島(手前)にコブラツイストを仕掛けるなど果敢に挑んだ小猪木だったが… 【スポーツナビ】
ボディスラムから「いっちゃうぞエルボー」を放とうとポーズを決めた小島だが、小猪木は微妙に場所を移動。「遠い……」と困惑する小島を会場の実況と観客が「小島ならできる」とはやしたて、乗せられた小島がダイブ。しかし距離はやはり足りず自爆。今試合最大級のピンチが小島を襲った。
正座式ニーから延髄斬りをくらった小島は、小猪木のブレーンバスターを切り返してマットに叩きつけ、小猪木のガード上から豪腕をさく裂。青息吐息の小猪木から3カウントを奪ってみせた。
敗れた小猪木は「小元気ですかーッ! 現金があれば、小島とも戦える」と芸人根性を発揮してマイク。「おい小島、こんなに痛いと思わなかったよ」と本音を漏らしつつ「小島に勝って三冠に挑戦しようと思っていたのに、ちょっと残念です」と、とんでもない皮算用もポロリ。小島は「子供の頃からあこがれていた猪木さんと試合ができて、感無量です」と笑顔。最後は「小1、小2、小3、ダー!!」を合唱してリングを降りた。
小島は、初挑戦となる西口プロレス登場に「異空間というか、いろいろ戸惑うところもあったけど、いい経験になったと思います。プロレスとは違うものというか、プロレスだけど、どこまで普段の自分の技を出していいのか、葛藤があった。最後はガードの上からラリアットを放ったけど、そこで一線を引いたというか。ガードしてなかったら出せなかった」と、プロレスラーとして葛藤を感じながら試合に挑んでいたことも明かした。
「違うようで、同じ。同じようで、違う。だけど究極的に言えば、リングがあってお客さんを楽しませるという部分では同じだった。小島聡というレスラーをこういう機会に、ほんの少しでも興味もってもらえたらうれしい」と、西口プロレス挑戦を終えて安どの表情を見せていた。
お約束のアツアツおでんに締めは巨大風船
上島(右)扮する大仁田は奮闘するも、お約束おでん攻撃で自爆 【スポーツナビ】
先発で飛び出した上島だったが、いきなりリング上にひとり取り残され「違うだろ!」と絶叫。仕切りなおしで再開となると、今度はレフェリーも加わって上島ひとりがリンチ状態に。さらにコーナーから「押すなよ! 押すなよ!」と言っているところを押されてリングに落ちるなど、最初からダチョウムーブを全開する。
肥後克広がジャンボ鶴田に変身、ジャイアント小馬場との“西口版・馬場vs.鶴田”から、さらに馬場に変身した肥後と小馬場の“馬場vs.馬場”対決を経て、リングにはアツアツおでんが投入される。アツアツたまごを口に放り込まれた上島が反撃に取り出したのが巨大風船。みるみる大きくなる風船を前にリングサイドカメラマンも腰が引け気味となる中、破裂した風船でもっとも大きなダメージを受けたのは結局上島。小力がすぐさま押さえ込み、3カウントを聞く結果となった。
上島以外のメンバーが手を取り合って大喜びする中、ふてくされた上島は「俺はこの試合を最後に、西口プロレスを引退します」と涙の宣言。しかし、これも会場のリアクションは薄く終わり、「思っていたよりもウケなかった」と肩を落とした上島に他選手が同情。皆で「わき、あいあい」を執り行い、感動のフィナーレとなった。
吉江の実兄も登場
■西口DXプロレス「Megaton 3〜デッカイ秋みぃつけた〜」
10月27日(月) 東京・渋谷O−EAST
<メーンイベント シングルマッチ>
○小島 聡(全日本プロレス)
●アントニオ小猪木(西口プロレス)
<セミファイナル 6人タッグマッチ>
○長州小力、ジャイアント小馬場、松田大輔(西口プロレス)
●上島竜兵、寺門ジモン、肥後克広(ダチョウ倶楽部/太田プロ)
<第5試合 タッグマッチ>
見た目が邦彦、○ハチミツ二郎(西口プロレス)
●チェリー、アップルみゆき
<第4試合 タッグマッチ>
○ラブセクシー・ローズ、ラブセクシー・ヤング(西口プロレス)
吉江豊(ドラディション)、●よしえつねお(WAHAHA商店)
<第3試合 タッグマッチ>
●KID、ラブセクシー・乙羽屋(西口プロレス)
○田中知史、三好博道(オキシジェン/ホリプロコム)
<第2試合 タッグマッチ>
●世界のうめざわ、ザ・オバサン(西口プロレス)
○与座嘉秋、檜山 豊(ホーム・チーム/マセキ芸能社)
<第1試合 タッグマッチ>
●代々木健介、マサ小林(西口プロレス)
○武田テキサス、松雪オラキオ(弾丸ジャッキー/ニュースタッフエージェンシー)
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