ファン・デル・サール「CL決勝は素晴らしい夜だった」=マンU公式サイト・インタビュー

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 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のGKファン・デル・サールは、すでにキャリアの晩年に差し掛かっているが、これまで通りの高いプレーレベルを維持したいという意思は明らかだ。フラムから移籍して3シーズンで、このベテランGKはすでに4つ(コミュニティーシールドを除く)の優勝トロフィーをそのコレクションに加えている。それでもなお、彼はさらなる栄光を目指しているようだ。

もう一度成功したいと思っている

――オールド・トラフォードでの生活は、あなたの期待通りにうまくいきましたか。それとも、期待以上でしたか?

 このようなクラブに来たら、優勝を狙うチャンスがあることは誰でも分かっているし、ここ数シーズンでいくつかのトロフィーを獲得できたことは運が良かったと思う。(イングランド)プレミアリーグを連覇(2006−07、07−08)できたことは素晴らしかったと思うし、チャンピオンズリーグ(CL)でも優勝できた。これらの大会で優勝するのは本当に難しいことだけど、僕らはさらにチームのクオリティーを上げて、もう一度成功したいと思っている。

――昨シーズンのCL優勝は、自身のキャリアの中でどのように位置づけていますか?

 素晴らしい夜だったね。初めてアヤックスでCL優勝を経験した時、まだ僕は若かったから優勝するチャンスはいくらでもあると思っていたし、その時はキャリアの終わりなんて見えていなかった。でも、自分のキャリアが終盤に近づくにつれて、すべての勝利、特に大きな大会での優勝はとても大事なものに思えてくるんだ。もちろん、優勝はチーム全体の成果だ。だけど、最後のボールを止めた選手にとっては……。今回、僕は最後のPKをセーブしたわけだけど、夢みたいだったね。

――何度かその決定的な場面を見直したのではないでしょうか?

 実は、ほとんど見ていないんだ。(CL決勝が行われた)モスクワから帰ったのは翌日の遅くになってからだったし、その翌朝にはオランダでの代表戦に向けて出発してしまった。8月にユベントスとの親善試合の前にウォーミングアップをしている時、オールド・トラフォードの大きなスクリーンに決勝のシーンが映し出されて初めて見たくらいなんだ。サポーターと一緒にその場面を振り返るのは素晴らしい気分だった。それに僕のセーブの時に声援が聞こえたのもうれしかった。

――クラブの新しいGKコーチのエリック・スティールとともにトレーニングするのはどんな感じですか。すでに豊富な経験を積まれているあなたでも、まだ新たに学ぶことがありそうですか?

 実を言うと、彼とのトレーニングはあまり楽しめていないんだ。あまりにも僕に対するトレーニングが厳しいせいでね(笑)! 彼は非常に経験豊富だし、グループとして見ても、GK全員が彼とうまくやっていると思う。新しいコーチはみんな、新しいアイデアと違った見解をチームに与えてくれるものだけど、僕に関しては、現在のコンディションとパフォーマンスを維持することが最優先事項だから。多分、エリックは僕をもっと優秀なGKに育てようとは考えていないと思う。そういうことは、彼と今後も末長く、良い関係を築いていきたい若手GKたちの方が必要としていることだからね。

<続きは、ManUtd.jpで>

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