「一度走ったら病みつきになる!」 朝日健太郎さんが語る東京マラソンの魅力

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東京マラソンのキックオフイベントで朝日健太郎さんのトークショーが行われた 【スポーツナビ】

 いよいよ「東京マラソン2016」の開催が来週末に迫ってきました。今回は第10回の記念大会。参加ランナーも過去最多の37,000人、ボランティアも約1万人と、過去最大規模の大会となります。

 東京マラソンの前には、「東京マラソンウィーク」と題して、様々なイベントが行われており、大会を盛り上げる企画が実施されています。そのキックオフイベントでは、元ビーチバレー日本代表の朝日健太郎さんがトークショーを開き、大会の魅力を語りました。

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同じ方向を向いている一体感が魅力

トークショーの途中には川内優輝そっくり芸人のM高史さんも登場 【スポーツナビ】

 朝日さんは大会のチャリティーアンバサダーとして今回が4度目の出場。大会の魅力については「ランナーが3万7000人、ボランティアや沿道で応援する人も含めて、東京マラソンという大きなイベントにすごく多くの人が関わっているので、輪の中に熱を感じることができます。目には見えないものですが、圧倒的なエネルギーを感じます。そして、みんないろいろな目的、目標で関わっていますけど、みんなが同じ方向を向いている一体感が一番の魅力ですね」とのこと。

 東京マラソンといえば、新宿都庁をスタートし、皇居、東京タワー、浅草、銀座といった都内の観光スポットを巡りながら、東京ビッグサイトをゴールとするコース。「都庁を見上げながら走り出すと、ワクワク感があります。品川を折り返して、浅草に向かうところは、普段は車で走っている道を、実際に走ることになるので、今までに感じたことがないような東京の一面を感じられますし、一度走ったら病みつきですね」と魅力的なコースだと称賛しています。

スポーツレガシー事業のチャリティーも

朝日さんはチャリティーアンバサダーとして「スポーツレガシー事業」に関わっている 【スポーツナビ】

 チャリティーランナーとして参加する朝日さんですが、今回のチャリティーは寄付先の事業を選択することもでき、海外難民支援、病気のサポートなどの寄付先があります。その中でも朝日さんが特に関わっているのが「スポーツレガシー事業」。これは未来のアスリートに向けた寄付となり、スポーツを行う陸上競技場や体育館などの施設、子供のスポーツ支援強化などに利用されます。具体的には日本陸上競技連盟が選出している「ダイヤモンドアスリート」と呼ばれる将来有望選手に、世界で戦うための語学力や、海外に出てのコミュニケーション能力を付けるための支援に回されることもあって、「国際力を付けるアスリートを育てようということに、期待しています」とチャリティーの意義にも触れました。

みんなで声を掛け合って走りましょう!

「みなさんと一緒にワクワクしながら走りたい」とメッセージを送る 【スポーツナビ】

 東京マラソン完走のコツを聞いてみると、「私は1人の市民ランナーとして、日常の健康管理の一環としてランニングを取り込むライフワークをしています。東京マラソンがあることで、すごく健康管理にもいいし、自分の意欲も1年間維持できるので」と日々の活動のポイントとして、レースに参加しているとのこと。レース中は「20キロ付近で『今日の夜、何を食べようかな?』と考えて、30キロ付近では足が痛くてつらくなるので、娘の笑顔を考えて頑張ります。40キロ近くでは足を引きずるような状態なので、ここはワイフの顔を思い浮かべながら頑張っています」と、そんな元気の源を思い出しながら、フルマラソン感想を目指しているそうだ。

 最後に朝日さんから一緒に東京マラソンを走るランナーへのメッセージです。
「走っている最中は楽しいと思います。みんなで声を掛け合いながら、僕にもどんどん声を掛けてもらって、ワクワクして走ってほしいですね。みなさんと一緒にワクワクしながら走りたいです」

(取材・文:尾柴広紀/スポーツナビ)
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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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