内村、リオ団体金へ「良い流れを作れた」 世界体操・男子帰国会見コメント
37年ぶりに男子団体金メダルを獲得した日本代表が帰国し、喜びを語った 【スポーツナビ】
念願だった団体での金メダルを手にした内村は「1番ほしかった団体の金メダルを取ることができて、そこが1番良かった」と充実感を口にした。種目別のゆかで2大会ぶりに頂点に立った白井も「団体決勝はかなり完璧に近い演技で、自分の力が90パーセントくらい出せたので、今大会はすごく満足している」と満面の笑みを浮かべた。
しかし、団体決勝では内村が最終種目の鉄棒で落下するなどミスが続き、来年夏のリオデジャネイロ五輪へ課題も残った。内村は「来年はそんなうまくいくとは思っていない」と2004年アテネ五輪以来の栄冠へ、表情を引き締めていた。
以下、体操男子・日本代表の内村、白井、田中佑典(コナミスポーツクラブ)、加藤凌平(順天堂大)、早坂尚人(順天堂大)、水鳥寿思監督の会見でのコメント。
内村航平「演技の方は納得できていない」
喜びを語った内村だが、「来年はそんなうまくいくとは思っていない」と、すぐに気を引き締めた 【スポーツナビ】
(団体では)初めて勝ったので、僕たち自身も勝ち方が分かっていなかったというのが1番のところなんですけれど、こうして勝っておくと周りの人、審判も、世界の人たちも「来年も日本が取ってくれるだろう」という、良い流れを作れたと思う。まずは来年、団体で勝つために何をやっていくべきかが見えたので、そこをしっかりやっていきたいなと思います。
白井健三「課題の方が多く出た」
白井は跳馬でのメダル獲得にも意欲をみせた 【スポーツナビ】
行って分かる課題もすごく多かったし、この結果に満足はしていますが、課題の方が多く出たので、また冬のトレーニングも頑張っていきたいと思います。跳馬も3大会連続でファイナリストにはなれたのですが、メダルをまだ1度も取れていないので、跳馬も諦めずにメダルを狙って、来年また頑張っていきたいと思います。