内村、リオ団体金へ「良い流れを作れた」 世界体操・男子帰国会見コメント

スポーツナビ

田中佑典「チームに必要な力をつけたい」

世界体操を「課題の方が多く残った大会」と評した田中は、さらなるレベルアップを目指す 【スポーツナビ】

 団体金に関しては、本当に日本体操界の悲願で、自分としても何よりも欲していた団体金メダルなので、うれしく思う反面、やっぱり団体決勝で納得のいく演技ができなかった分、悔しさというのが残っています。

 種目別では自分の納得のいく演技ができて、大会を締めくくりました。課題の方が多く残った大会になったので、来年に向けてしっかりチームに必要な力をつけて帰ってきたいと思います。

加藤凌平「一回り成長できた」

加藤は「一回り成長できた」という決勝の演技への手応えを口にした 【スポーツナビ】

 目標としていた団体金メダルを取れて、そこは満足しているのですが、全員が満足する実施で優勝できたわけではないので、この課題を来年に持ち越して、次こそはみんなが満足できる金メダルを取りたいと思います。

 個人的にも(故障の影響で)一時は出場が危ぶまれた状態で、今回このように決勝でうまく演技ができたので、一回り成長できたと思います。

早坂尚人「何とか頑張れた」

「100パーセントの演技を出しきれていない」と話す早坂は、来年の飛躍を誓った 【スポーツナビ】

 今回、長谷川(智将)選手の代わりとして世界体操に出場することになりました。長谷川選手の気持ちも持って演技をして、何とか頑張れたので、精神的な面ではちょっと成長できたかなと思います。

 けれど、まだまだ100パーセントの演技を出しきれていないので、来年に向けてもっと頑張っていきたいと思います。

水鳥寿思監督「1つにまとまって戦えた」

リオ五輪での金メダル獲得に向け、冷静に収穫と課題を挙げた水鳥監督 【スポーツナビ】

 皆さんの応援のおかげで37年ぶりの団体金メダルを獲得することができました。その団体金メダルをはじめ、合計4つの金メダル、1つの銅メダル、合計5つのメダルを獲得することができました。これは、皆さんの応援のおかげであり、ここにいる選手一人一人の頑張り、そして役割を明確にして、そこに向かってやり続けた結果だと思っています。

 しかし、今回の団体金メダルに向けてはさまざまなけがやアクシデントがあり、ものすごくつらい場面もたくさんありました。そういった時にこそ、それぞれが自分の役割は何なのか立ち戻ることができて、そこに向かって準備できたことが、最後にチームとして1つにまとまって戦うことができたのかなとも感じています。そういったけがや選手の選考、そしてミスといったことは来年に向けては大きな課題になったと感じています。

 そういった部分はこれからしっかりと改善していかなければ、このままではリオで同じ結果は得られないと認識しています。選手もこれから少し休養を取るでしょうけれど、リオまでもう時間もありませんので、一緒にしっかり頑張っていきたいなと思っています。

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