ランニング、ヨガの後はビールで乾杯! L.A.のパブで人気のユニークなイベント

猿渡由紀

【猿渡由紀】

まずは軽いランニングからスタート

【猿渡由紀】

 ランニングとヨガで汗をかき、最後に地元のクラフトビールで乾杯する。L.A.のエンジェルシティ・ブリュワリーが、そんなユニークなイベントを定期的に行っている。その名も、「Run+Yoga+Beer」。ランニングとヨガのクラス、それに生ビール1杯がついて、たった10ドルという、なんともお手頃なパッケージだ。実施されるのは日曜日の午前中と、火曜日の夕方。さっそく、火曜日のクラスを訪れてみた。

 北カリフォルニアやサンディエゴ近辺では、昔からクラフトビールを作る小さな会社が多数存在したが、L.A.には、やや遅れてブームが到来した。1997年に創業したエンジェルシティは、L.A.のクラフトビールの老舗的存在。昨年2月には、ダウンタウンのアート地区に、ブリュワリーで作られたビールを生で飲める広々としたパブをオープンし、ますますファンを増やしている。
 火曜日のクラスは、午後5時45分から。すでにパブはビールを飲む人々でにぎわっているが、クラスが行われるのは、パブのすぐ隣のイベント用スペースだ。インストラクターは、ロブ・ライス先生。まずは軽いランニングからスタートする。ここからダウンタウン中心部にあるウォルト・ディズニー・コンサートホールまでを往復するルートで、約2マイル(約3.2km)の距離。ランニングはパスしてヨガクラスだけ受けてもいいのだが、この時点で集まっていた人は、全員がランニングにも参加した。

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著者プロフィール

月刊女性誌編集者を経て渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビューや映画の撮影現場レポートなどを、日本の雑誌、新聞、オンライン媒体に寄稿する。フィットネスへの関心も高く、渡米直後から毎日ジム通いを開始。ここ10年ほどはアシュタンガヨガに専念しているが、ワークアウトのトレンドはもとより、健康、運動一般に関する新しい情報には、常にアンテナを張っている

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