“ザ・ロック”が憧れのヘラクレスに 日常のワークアウトも欠かさず

猿渡由紀

【(C)2014 Paramount Pictures.All Rights Reserved.】

“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが、長年の夢を実現させた。5歳の時に、スティーヴ・リーヴスが演じるヘラクレスの写真を見て以来、このギリシャ神話のヒーローに魅了されてきたジョンソンは、今月日本で公開される『ヘラクレス』で、ついに憧れの役に挑戦することができたのだ。

 それはまた、肉体面で大きなチャレンジをも意味した。元プロレスラーで、今ではアクションスターとして知られる彼にとっても、ヘラクレスの体は、また別ものだったらしい。役作りのために何をしたのかを、本人に聞いてみた。

目標は“筋金入りのボディ”

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『ヘラクレス』の撮影に入る前、ジョンソンはマイケル・ベイ監督の『Pain & Gain(日本未公開)』でボディビルダーを演じた。そのために相当なトレーニングを積んでいたが、もりもりとした筋肉を誇るボディビルダーの体は、『ヘラクレス』が求める体とは違う。

「ヘラクレスは、多くの困難を乗りこえ、傷を負って、生き残ってきた。それが刻まれているような体にしたかったんだ。つまり、ただ筋肉があるというのではなく、筋金入りに見えるような体。洗練されてもおらず、むしろ、血がついているような雰囲気のボディとでもいうのかな」

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 撮影準備期間から撮影中にかけて、ジョンソンは朝3時半か4時に起きて、ワークアウトを行った。

「まずは、さまざまな有酸素運動を行う。それから朝食を摂り、その後にストレングス(筋力)&コンディショニングトレーニングを、パーソナルトレーナーの指導の元に行ったよ。1日2度のトレーニングを、撮影前も必ず実施した。さらに、実際の撮影でも1日12時間以上体を動かすんだから、ものすごく体力を消耗したね」

1日7回食べる厳格なダイエット

 ダイエット専門のコーチも雇った。
「すごく細かいルールが定められている、厳しいダイエットだったよ。1日に7回、食事をするんだ。つまり、2時間おきくらいに何かを食べるというわけ」

 もちろん、一度の量は少なく、そのルールのもとに食べていいものは非常に限られており、一般人が普通に食べたいと思うものの多くはNGだ。撮影が終わった後は、さすがに少し羽をのばしたという。

「終わったら、まずチョコレートやピザを食べたよ(笑)。すぐ次の役の準備に入らなくてはいけなかったんだが、その役はヘリコプターのパイロットで、求められるものは全然違っていたしね」

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著者プロフィール

月刊女性誌編集者を経て渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビューや映画の撮影現場レポートなどを、日本の雑誌、新聞、オンライン媒体に寄稿する。フィットネスへの関心も高く、渡米直後から毎日ジム通いを開始。ここ10年ほどはアシュタンガヨガに専念しているが、ワークアウトのトレンドはもとより、健康、運動一般に関する新しい情報には、常にアンテナを張っている

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