灼熱の下でも冷涼感を提供するウェア 南井正弘のイチオシ!
【南井正弘】
吸汗速乾性+冷涼感
アディダスの「Climachill(クライマチル)」テクノロジーは、首から肩にかけての最も熱を感じやすいとされるヒートゾーンにアルミニウム製のドットを配することで、従来のスポーツウェアにはない冷涼感を着用者に与えることに成功。このテクノロジーの機能性を最大限に発揮させるため、サイズタグは写真のように切り取り線からあらかじめカットしておくことをおすすめする 【南井正弘】
今シーズン、アディダスが新たにリリースした「Climachill(クライマチル)」は、いままでにない独自のアプローチの製品開発により、吸汗速乾性に加えて冷涼感という新たな快適性のためのベネフィットを提供してくれる。
アディダスの「Climachill(クライマチル)」は、吸汗速乾性に優れた素材を用いることはもちろんのこと、首から肩にかけてアルミニウム製のドットを配したスポーツウェア。使用された生地は肌面から汗と熱を素早く拡散させ、高密度メッシュが比類なき通気性を実現する。
暑い日のトレーニングに最適
【Getty Images】
一方でアルミニウム製ドットによる冷涼感は効果抜群で、ランニング中も快適な着用感をキープしてくれた。さすがに33度を超え、湿度も90%台、直射日光の強い環境で走った日にはアルミニウム製ドット自体が熱を帯びてしまったのか、運動中に冷涼感をそれほど感じることはできなかったが、風が吹いたときなどに、他のスポーツウェアにはない独自の冷涼感が復活した気がした。
日本の夏のような高温多湿の状況下で運動をする際に、コットンのように吸汗性は高いものの乾燥の遅い生地のウェアを着ると、汗でウェアが肌にべたついて不快極まりないので、暑い日に運動する際には吸汗速乾性に優れた快適な着心地のスポーツウェアが不可欠なことはもはや常識である。
アディダスの「Climachill(クライマチル)」テクノロジーを採用したスポーツウェアは、吸汗速乾性に加えて冷涼感という快適性にとっての新たなキーワードを追求することで従来にない心地よい着心地を確保しているので、「どんなに暑い日にもトレーニングしたい!」「暑さが苦手なので夏でも快適に運動できるスポーツウェアがほしい!」というアスリートに最適なコレクションといえる。
ちなみに「Climachill(クライマチル)」テクノロジーはアルミニウムを使っており、金属アレルギーに対するテストも行っているが、ひどい金属アレルギーのあるユーザーが購入する際はショップスタッフに相談してからのほうがいいだろう。
Climachill(クライマチル)シリーズ
【写真提供:adidas】
ショートスリーブTシャツ 3,900円(税抜)
【写真提供:adidas】
ノースリーブTシャツ 3,600円(税抜)
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