【2024年上半期】主要メーカーから発売された最新ウェッジを一挙解説!

スポナビGolf

【スポナビGolf】

2024年上半期も各メーカーから続々と新しいクラブが登場しました。今回は主要メーカーから上半期に発売されたウェッジを一挙解説します。

PING「s159 ウェッジ」

搭載テクノロジー

■新溝マイクロマックス・グルーヴ
各溝の角度と間隔を最適化した新溝マイクロマックス・グルーヴの溝の本数を従来よりも3本増量(54°〜62°:前作比)。あらゆるシチュエーションで求められるスピン量を実現しています。摩擦力が向上するブラスト加工も施されています。

■溝を番手別に設計
さらにスピン量を安定させるために、マイクロマックス・グルーヴの溝角度を番手別に設計しています(50°~52°=溝の側壁が20度、54°~62°=溝の側壁が28度)。

各モデルの特徴

Sグラインド(スタンダードソール):あらゆるライから対応できるモデル

Wグラインド(ワイドソール):寛容性が高く、ミスに強いため、楽に打てるモデル

Bグラインド(バウンスソール):かたい地面でもしっかりボールを拾えるモデル

Hグラインド(ハーフムーンソール):傾斜やライの影響を受けにくいマニュアル系モデル

Tグラインド(シンソール):場面に合わせて自在にフェースを操りやすいモデル

Eグラインド(EYE2ソール):バンカーから脱出しやすいモデル

タイトリスト「SM10 ウェッジ」

搭載テクノロジー

■進化した重心設計で弾道と打感が進化
ロフトごとに個別に設計されたプログレッシブ CG がさらに進化しています。大きめのロフト角では、重心をより高く、フェースに向かって前方に移動することで安定性が向上しました。より低く、よりコントロールされた弾道を可能にし、さらなる高慣性モーメントとより良い打感、一貫性を実現しています。

■スピンの最大化
各溝はロフトごとに設計が異なり、低ロフト(46°~54°)では狭く深く、高ロフト(56°~62°)では広く浅く加工。各溝の間には、スピンを最大化するためにマイクロテクスチャーによるグルーブが施されています。独自の熱処理を打球エリアに施し、打感を変えることなく耐久性を2倍に向上させ、耐久性の高い溝を実現しています。

各モデルの特徴

Fグラインド:フルショットやスクエアフェースで打つショットに適した万能モデル

Mグラインド:フェースの開閉を操作するグリーン周りのショットが好きなゴルファーにおすすめのモデル

Sグラインド:トレーリングエッジ側を削って幅を狭めたフルソールが特徴。ニュートラルから硬めのコンディションに向いているモデル

Dグラインド:ヒール、トゥ、トレーリングエッジ側を削って、多様なショットに対応しつつ、高いバウンス性能による許容性を融合させたモデル

Kグラインド:キャンバーが強化されたワイドなフルソールを備えた最もハイバウンスなモデル

Tグラインド:ヒール、トゥ、トレーリングエッジを最大限に削ったローバウンスモデル
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント