早大ラグビー蹴球部 チーム野中、始動 悲願の日本一へ

チーム・協会
予餞会 2月9日 早稲田大学38号館AV教室
【早稲田スポーツ新聞会】記事 大林祐太、写真 村上結太

 早大・戸山キャンパスにて行われた予餞会。恩藏直人部長から2025年度の新体制が発表され、主将に野中健吾(スポ新4=東海大大阪仰星)が就任した。また、田中勇成(教新4=東京・早実)が副将に任命され、主務に谷口宗太郎(人新4=福岡・修猷館)、寮長に萩原武大(スポ新4=茨城・茗渓学園)などそれぞれ役職が決定。監督は5年目となる大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)が続投する。

今年度、主将を務める野中 【早稲田スポーツ新聞会】

 新体制発表後、卒部する4年生一人一人が挨拶し、感謝の想いなどを述べた。若松泰佑(文構 4=東京・早実)は「日々の積み重ねから自分自身が信頼できる自分を作り上げてほしい」と後輩たちにメッセージを送った。また昨季主務を務めた小野史裕(スポ4=東京・本郷)は「4年生は決勝での負けを肯定できるように生きていくが、どんなに頑張っても早大での日本一は手に入れることができない。3年生以下は来年以降『荒ぶる』という結果で今年の負けを肯定できる。この幸せを噛み締めながら頑張って欲しい」とメッセージを送り、後輩たちを激励した。

就任挨拶を行う野中 【早稲田スポーツ新聞会】

 昨季は17年ぶりの対抗戦全勝優勝を果たすも、全国大学選手権決勝で帝京大に敗れ、惜しくも優勝を逃した早大。卒部する4年生から受け取った言葉を胸に、部員一丸となって『荒ぶる』を目指す。

新体制

【早稲田スポーツ新聞会】

コメント

野中健吾主将(スポ新4=東海大大阪仰星)

ーー任命された時のお気持ちをお聞かせください
 自覚と責任が生まれた、というのが率直な思いです。

ーーどんなチームにしていきたいですか
 単純に勝ち切るチームということで、勝ちにこだわる、優勝できるチームにしていきたいです。

ーー個人としてはどんなプレーヤーになっていきたいですか
 早稲田に対してもっとフォーカスして、早稲田の日本一のために1年間全うできる選手になります。

ーー春シーズンはどんなことに意識したいですか
 春の結果がその次にも影響してくるので、まずは結果にこだわっていきたいです。

田中勇成(教新4=東京・早実)

ーー任命された時のお気持ちをお聞かせください
 もうこれからは自分たちの代なので、これからは1年間全てをかけて必ず『荒ぶる』を獲得するという覚悟を持って就任しました。

ーーラストイヤーの決意はいかがですか
 自分の持っている力を全て捧げて、1日1日を成長し続けたいと思います。そして優勝や『荒ぶる』という形で応援してくださる方々に恩返しをしたいと思います。今シーズンは結果しか求められないと思うので、昨シーズンの負けの借りをこの1年で返したいと思います。

ーー自分自身、どんなプレーヤーになっていきたいと思っていますか
 まずは日本一のフランカーにならないといけないと思っています。昨年も勝つべくして勝つチームではあったのですが、結局は決勝で負けてしまったので、今年は勝つべくして勝つチームを作る上で自分がチームを導いていきたいと思います。

ーーどんなチームにしていきたいですか
 みなさんから愛されて応援してもらえるチーム、そして勝ち切ることのできるチームを今シーズンは作っていきたいと思っています。昨年、勝ち切ることが本当に大事だと感じたので、結果でみなさんに見せたいと思います。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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