【スノーボード】男子荻原が金メダル!女子深田が銀メダルを獲得!FISビッグエア・ワールドカップ 北京(中国)

チーム・協会
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間12月1日夜、中国の首都北京で今シーズン2戦目となるFISビッグエア・ワールドカップの決勝が行われました。男子では荻原 大翔(仙台大学)が1位、女子でも深田 茉莉(YAMAZEN)が2位を獲得し、男女に渡り日本人がメダルを手にしました。

優勝した荻原大翔。左)2位 Ian Matteoli 右)3位 Wenlong Yang 【全日本スキー連盟】

 男子決勝には荻原 大翔(仙台大学)、長谷川帝勝(STANCER)、木俣 椋真(YAMAZEN)の3が出場。
 3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、荻原大翔は1本目にBS1800(5回転)インディを成功させ86.00点を獲得。2本目にFS1800(5回転)ウェドルを成功させ83.50ポイントを叩き出し、2本の合計得点169.50点で自身2度目のワールドカップ優勝を果たしました。
 2位に入ったのはIan Matteoli(イタリア)、3位はWenlong Yang(中国)でした。

 長谷川帝勝はSWB1980(5回転半)ウェドル、木俣椋真はBS1980(5回転半)メランを失敗し、ベスト2本の合計点数の2本目を決め切る事ができず表彰台を逃しました。

2位入賞した深田茉莉。中央)1位 Mia Brookes 右)3位 Anna Gasser 【全日本スキー連盟】

 女子決勝には村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、深田茉莉(YAMAZEN)、鬼塚雅(ISPS)、村瀬由徠(TOKIOインカラミ スノーボード部)、岩渕麗楽(BURTON)の5名が出場。
 深田茉莉は1本目にSWB1260(3回転半)ジャパンを成功をさせ85.25ポイントを獲得。2本目にFS1080(3回転)ウェドルを成功、3本目には自身初のFS1440(4回転)ウェドルを大会で成功をさせ、合計176.75点を記録し2位入賞を決めました。
 優勝したのはMia Brookes(イギリス)、3位はAnna Gasser(オーストリア)でした。

 昨年目覚ましい活躍を遂げた村瀬心椛は1、2本目共にBS1440(4回転)ウェドルを試みるも成功させることができずに今大会を終えました。

 ビッグエアシーズン2戦目。1戦目同様に着実に結果を残した日本スロープスタイル・ビッグエアチーム。次戦は1月3日からのオーストリア・クラーゲンフルトビッグエア3戦目です。今後の戦いからも目が離せません。

男子最終リザルト
1st OGIWARA Hiroto
8th KIMATA Ryoma
9th HASEGAWA Taiga
11th MIYAMURA Yuto
41th MINAMIYA Hanato
45th TOBITA Ruki


女子最終リザルト
2nd FUKADA Mari
4th ONITSUKA Miyabi
5th IWABUCHI Reira
7th MURASE Yura
8th MURASE Kokomo
18th SUZUKI Momo
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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